石垣島の思い出

石垣島のオール早慶戦の模様をつたえる地元紙の記事です。

地元紙の報道

卒業して遠方の郷里にお帰りになった方々の、母校への思いが伝わってきますね。

開催にご尽力された皆様、
本当にご苦労様でした。

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石垣島を訪れたのは、今回が初めてでした。

開港したばかりの、「新車」のような匂いのする空港に降り立ち、ご年輩のタクシー 運転手さんと、よもやま話をしながら、球場に向かいました。

私「これから早慶戦を応援しに行くんです」
運転手さん「何たって、早慶戦は日本で一番有名な試合だから、楽しみにしている人が大勢いますよ」
「嬉しいことを言ってくださいますね。選手たちに聞かせたいなあ。きっと大喜びして張り切りますよ。ところで、石垣島は第二大戦の時はいかがだったんですか？」
「日本軍の通信施設がピンポイントで空襲されたりしたけれど、敵の上陸は無かったよ」
「それは良かったですね」
「でも、いつ敵が上陸してくるか分からないからというので、女子供を中心に山の中に隠れた。それが裏目にでて、大勢の人がマラリヤに感染して亡くなった。私らは『戦争マラリヤ』と呼んでいる」
「そんなことがあったんですね・・・」


新しい空港は、建設予定地が二転三転して、３０年越しでやっと実現したのだそうです。
これまでの空港は滑走路が短く、着陸すると急ブレーキをかける必要があったといいます。
空港内の店舗やカウンターなどに不慣れなスタッフが目立ちましたけれど、次に訪れる時には、きっと素晴らしいおもてなしが期待出来ると思います。