外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

そうは問屋が卸さない

2013-03-29 22:03:18 | 大学野球
4月2日(火)に大学院の入学式、そして4月6日から(土)から、いよいよ授業開始となります。

出来ることならば、3月いっぱいで退職して、身軽な立場で入学式に臨みたいところです。
しかし、少なくとも4月の第一週は、金融当局と本部宛ての報告書作成のために、最後のご奉公をすることになりました。

「そうは問屋が卸さない」
自分の都合の良いように万事が運ぶわけではありません。
まあ、30年以上お世話になってきた金融業界を卒業させていただくわけですから、きちんと仕事を終えて、同僚に不義理することなく次のステージに進みたいと思います。


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ところで、消費者の利益を考えるとき、問屋さんの存在をどのように考えるか、悩ましいものがあります。

「消費者主権」と言いながらも、多様な消費者ニースに振り回されるよりも、大量の製品を受け入れてくれる問屋さんの要望に軸足を置いて製商品を開発する方が楽な選択です。

例えば、お酒の流通において問屋さんの存在が強大であった時代には、問屋さんが管理しやすいようにとメーカーは商品群を絞り込み、消費者のニーズは二の次でした。

現代の日本で、最も問題含みの問屋さんは農協(JA)だと私は考えています。

農協は、兼業農家が一番のお得意さんだと言われています。
いってみれば、TPPの最大の反対勢力は兼業農家であり、農協だということです。
別の言い方をすれば、農協と専業農家の利害が一致しているわけではないのです。

このあたりを冷静に見極めて判断する必要があります。
Comments (2)
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