智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

「見せる」プレゼン

2009-09-01 11:08:21 | 開智っ娘

「選挙」と「台風」の喧騒が去り、静かな9月の始まりです。

※注
小さい時、「台風一過」を「台風一家」だと思い込み、何て恐ろしい一家だろうと思っていた
それから、「鉄道が全線不通です」も、全線普通なら問題ないじゃん、何あせってんのと思っていた
そういう勘違いってありますよね~
漢字を知らないって、コワイ


さて…
開智はいろいろな子がいる学校です。
いろいろな子がいたほうが良い、と考えています。
だから、入学試験もいろいろな子が合格できるシステムになっています。
…理事長も校長も、常々このようにおっしゃっています。

なぜいろいろな子がいたほうが良いのでしょう
それは、「同質集団」というのは、徹底的に「弱い」からです。
情勢が良い時は、その勢いに流され全体が波に乗って上昇する
しかし、情勢が傾くと、一気呵成に下降する

異質集団であれば、いろいろな考え方の人間がいるので「発想」に拡がりが生じ、問題解決の糸口が見つかりやすいのです
海外企業では、「性格・行動診断テスト」等(「SPI」=適性診断テストとは違う)の結果を組織運営に活かしている所があるそうです。
たとえば、Pessimist(悲観論者)ばかりでも、Optimist(楽観論者)ばかりでも「組織」としては「もろい」
様々な個性の人材をバランス良く配置し組織することで、より良いパフォーマンスを生み出そうという考え方です

「民主党圧勝」とか…
「24時間テレビ」とか…
※注
個人的にこの手の番組は好まないのですが、今回は鳥取県出身の珍獣ハンター「イモトアヤコ」がマラソンを走るというので、ほんの一瞬見ました。
でも100キロも走らせるなんて馬鹿げている
それで感動を誘発しようなど、あざとい

やっぱり、日本人って「同質集団」だなぁ、とつくづく感じます。
だから「異質」なものを排除したり、逆にヘンに崇拝したりするのかなぁ…

いろいろな子がいる開智。
その個性をいかに伸ばしていくかは、教師の腕にかかっていると言えるでしょう。


…ということで、そんな開智プライマリーでは、先週土曜日「探究発表」がありました
ウチのように多少は親のサポートはあるかもしれませんが、「発想」自体は子どもたち独自のもので、その「着眼点」には毎年感心します

しかし、ハハは「入試説明会」と重なり、結局わが娘の発表を見ることはできませんでした

娘いわく…
「(冷めたカンジで…)盛り上がったと思うよ…」

昨年はスケッチブックで紙芝居風にまとめたまでは良かったけれど、「プレゼン」としてはイマイチ盛り上がりに欠けていた娘
そこで、今年の探究は「見せる」=「魅せる」プレゼンにしたいと思っていたのです

たとえば…
1日に使う生活用水の量が2Lペットボトル何本分か、という表のところを空欄にしておいてお友だちに予想してもらいその場で記入するとか…
お風呂に使うペットボトル「117本分」をペットボトルの絵にして帯のようにダーーーっと広げるとか…

「おぉーーー
「長っ
とか、言われたらしいです。
※注
ハハは見てないので、ホントに盛り上がったかは不明
どなたかご覧になった方、いらっしゃったら教えてください

今回、内容はあまりなかったので「プレゼン」に工夫をしてみたのは、良い経験になったはず。
どんなに良い研究でも、人に伝わり感動してもらえるものじゃないとね

水の科学館




By the way
教室の夏期講習が先週で終了しました
疲れたけど、今年も無事に9月を迎えられたことに感謝、感謝です
ママたちも、子どもたちの体調管理ありがとうございました

通常授業に戻った初日の昨日は台風接近のため、急遽、教室を全面休講
振り替えはなかなか厳しい状況ですが、危機管理は万全にしておかないとね。

危機管理と言えば、今後、「新型インフルエンザ」の大流行も心配です。
埼玉県内私立小入試ピークの10月に爆発的に感染が広がるとの予想
5月以降、教室では子どもたちには必ず「手洗い」「うがい」をさせるようにしていますが、学校や幼稚園が始まったこの2学期、さらに神経を使わなくては…

入試まであと1ヶ月。
またまた気合をいれるぞーーー

コメント
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