智を開く

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22年度 合格体験記 その1

2009-11-04 11:58:49 | 2010年度(平成22年度)小学校受験
開智学園総合部合格

R.Aさん(ママ)

娘の年少時、志望校を決めるにあたり、小学校受験過去問題集を見ておりました。
そして、開智学園の「ペーパーB」問題の難しさに驚愕しました。
しかし、このような問題を出題するような小学校で、ぜひ娘を学ばせたいと思いました。
なぜなら、将来は娘を理数学科に進ませたいと希望しており、低学年のうちからこのような柔軟な情報処理能力を伸ばすことは大変有意義なことだと思っているからです。

開智学園受験のために、ひとまず自宅近辺の幼児教室へ通っておりました。
が、より応用力がつくよう、その教室をやめ年中11月よりAYAアカデミーへ通うことに決めました。
体験当日に即申し込みました。
机にお行儀よく座るより、元気よく答えることを先生がたくさん褒めてくださったからです。

しかし、早くからの勉強により年長になってスランプに陥りました。
私がフルタイムで仕事をしておりましたので、夜しか勉強することが出来ずプリントに偏重した勉強でした。
”理数”という思いが強く、”語彙力”を後回し、いえ軽くとしか捉えていませんでした。
”語彙力”は、ふれあいの中で育てるように先生からご指導頂きました。
娘へは、「○○したほうが良いのでは?」、「あなたならどんな気持ち?」と、生活の中で問いかけを増やしたところ、”自分の言葉”が少しは身に付いたように思います。
小学校受験は、机の上だけでなく生活全てが「学び」なので、何をやっても娘の知識に結びついたかどうかが気になってばかりいました。

実は、我が家の場合、夫を初めとして祖父母も、周りは全て受験に「反対」でした。
たった1人で悩み苦しむ日々もありました。
「あなたの大好きな算数がいっぱいできる開智へ行こうね!」と娘に言いながら、本当は自分の不安感を消そうとしていたのかもしれません。

そんな中、一度だけ先生に授業の不満をぶつけたことがあります。
その時の私は、ストレスに押しつぶされそうになっており、冷静ではなかったと思います。
でも、先生は私の気持ちを察してくださり、「お気持ち良くわかりますよ」と受け止めて下さいました。
今でも忘れられない先生のやさしさです。

さらに、ご一緒に学んだお子様のお母様方にも支えて頂きました。
良い方々ばかりで励まして頂いた上、役立つ情報をたくさん教えて頂きました。
先生を初め、お子様、お母様とのご縁に深く感謝致します。

試験は、開智学園らしい楽しい問題で、娘は大変喜んで帰ってきました。
校長先生との面接後も、珍しく自分から進んで報告し、「校長先生とはいっぱいお話できたよ!」と詳しい内容までしっかり覚えておりました。

発表当日、怖くてHPを見ることができず、泣きながら先生へメールしたところ、すぐに電話があり「おめでとうー!!がんばったね!」と。
受け取った私は、言葉が発せず、ただただ涙でむせぶばかりでした。
先生も感涙してくださり、私たち親子のために泣いてくださる先生が私たちの一番の味方でした。

試験後少し勉強はお休みしようと思いましたが、翌日、机に座って勉強の準備をする娘に感心しました。
今一番、娘に感謝しています。
「しかってばかりでごめんね。これからはあなたの進む道を後ろから見守るね!」

合格を聞いた夫は、娘を抱きしめ途中からふざけ合いになり、二人で大笑いしていました。
私の危惧は一体、何だったのでしょうか???

コメント
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