智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

22年度 合格体験記 その5

2009-11-18 11:49:49 | 2010年度(平成22年度)小学校受験
開智学園総合部合格

A.Tさん(ママ)

東京在住の私共は、当初、都内難関校を目指して大手幼児教室と個人の幼児教室を掛け持ちしていました。
受験率が割合高い幼稚園に通っていますので、例えば「年長になるとペーパーは1日100枚こなさないと合格は頂けない!」というような受験に関する様々な噂が飛び交います。
私共もそのような噂に振り回され、当初は子どもに合った小学校選びというよりは、ブランド志向に走っていたように思います。

その様な中、自宅からは遠いとは思ったのですが、「ここの学校も良いかな?」と軽い気持ちで足を運んだのが開智学園総合部でした。
学校説明会では生徒会の皆さまが学校の様子をプレゼンするなどとても好印象で、校長先生や教師陣の熱意もひしひしと伝わってきました。
「是非、開智で学んだ息子の12年後を見てみたい!」
それまでは小学校受験にあまり乗り気ではなかった主人も、積極的に受験に参加してくれるようになりました。
ここから私共の本当の小学校受験生活が始まったと思います。

東京の幼児教室は、素晴らしい合格実績を挙げている教室でした。
参観型の授業では、お母様方も必死でメモを取られ、大変熱心な方達ばかりでした。
ところが面談では、とにかく難関校さえ合格実績として挙がれば良いというスタンスで、子どもがどこの学校に向いているかというアドバイスは頂けませんでした。
「開智」の名前を出しても、情報はほとんど皆無でした。
「本当にこれで良いのか…」
「開智」という学校は、幼児教室が造り上げた理想の子どもを望んではいないだろうと思い、日々葛藤しておりました。

そこで、開智について自ら情報を集め始め、埼玉県の幼児教室の体験授業も受けてみたりしました。
そして、最終的に選んだのは「AYAアカデミー」。

私共親子にとって、「AYAアカデミー」との出会いは衝撃的でした。
一種のカルチャーショックです。

それまでは…
「ごきげんよう」
「今日はどのようにここへいらしたの?」
「では、お母様、行って参ります」
の世界…

……から一転!!
「よく来たね~!」(ハイタッチ!)
「Very Good!すっごいジャ~ん!」(頭なでなで…)

次第に子どもの目はキラキラと輝きを増していきました。
七夕製作では短冊に「お教室の先生になりたい!」と書き、初めて聞いた私共は大変驚いた程です。
「早く先生に会いたいなぁ~、お勉強って面白いよね!」
週に1回のお教室ではもの足りないくらいでした。

そんな息子も夏期講習ではとても苦戦し、自信を無くすことも…
それまでの「遊び」が足りなかったせいか、開智の求める「創造性」が身についていなかったのです。
「巧緻性」では、上手に道具を扱うことや絵を描くことはできても、自由にイメージすることがなかなかできず、また他人に理解して貰えない…

そこで、ペーパーよりも日々「巧緻性」の復習に取り掛かりました。
指示をきちんと聞き取り、上手に出来たらトコトン褒める!を繰り返すうちに息子はどんどん上達していきました。
先生の助言を忠実に守り、その日AYAで学んだことを復習することが大切だということを身をもって知りました。
やはり受験と言えども基本は「家庭教育」にあり、不足するところを幼児教室で補う、という当り前の方法が合格の王道なのだと改めて感じました。

AYAアカデミーでは、通常授業も夏期講習も先生一人につき子どもは4人までを限度とし、一人一人をきめ細かく見て頂けるので、不得意分野や子どもの様子などを親が把握できたことは本当に有難かったです。
自分の子どもも含め、他のお子様方もみるみるうちに伸びていきました。

また、「受験体操」や「行動観察」の外部のお教室にも一切通わず、授業の中で取り入れてくださったので、全ての分野でやり残した感は無く、精神的に常に前向きな姿勢を保ちつつ試験に臨むことができたと思っています。

息子が開智に入学できましたのは、先生のおかげと心より感謝しております。
また、一緒に学んだお友達、有意義な情報を頂きましたご両親にも感謝致します。
今のこの気持ちを忘れずに、これからの日々も親子で楽しく大切に過ごしていきたいと思っております。

本当にありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村
小学校・幼稚園受験 ブログランキングへ