開智学園総合部合格
T.Sさん(ママ)
私が開智を知ったきっかけは、娘がまだ1歳位の時にブックオフで買って読んだ校長先生の本でした。
初めて読んだ時、「え?」と、大変衝撃を受けました。
「こんな学校に行かせたい!」
それまでは、近くの国立の附属小学校を受けるつもりでいたので、早速方向転換です。
とは思ったものの、まだ1歳。
受験ができるような子になるかもわかりませんでした。
時々校長先生の本を開いては、憧れを募らせていました。
こうやって書くと、さも小学校受験に熱心な親みたいになってしまいましたが、国立の小学校を受験するつもり、といっても自分の母校だからという軽い動機でしたし、いわゆる「お受験教室」に通うつもりも全くありませんでした。
しかも、我が家は母子家庭。
そんな事情もあって、チャレンジするか?無謀なのか?常に迷いがありました。
また、娘は「超」のつく早生まれで、幼稚園に通うようになると他の子との差もわかり始め、ますます受験に対して弱気になっていきました。
ただ、弱気になりつつも、生活体験や季節感などに気をつけながら生活していました。
そして年中の12月。
開智の学校説明会に参加し、やはりチャレンジしたい気持ちが大きく膨らみました。
「受験するだけでもしてみよう!」
そう決めました。
年明け頃から、ペーパーの簡単なものから少しずつ自宅学習をしました。
初めは娘も「勉強楽しい!」と、とても楽しく取り組んでくれていました。
ところが、問題がだんだん難しくなってくると、娘が「できない!」と怒り、その態度に私も怒り…
日々、娘との戦いが始まったのです。
私の説明もちっとも聞いてくれなくなりました。
とにかく娘のダメなところばかり目に付き始め、次第に行き詰まるようになってきました。
当然進度も思うようにはかどらず、受験など到底できるような状態ではありませんでした。
季節感や生活習慣などには日頃から気をつけるようにしていたにも関わらず、全く身についていないことに、愕然とすることもしばしば…
「母子家庭を受け入れてもらえるのか…」
「今、この子に挑戦させるべきなのか…」
私に、受験に対する迷いがあったのは事実です。
それが娘に良い影響を与えなかったのでは、とも思います。
でも、どんなに怒ってもめげずに「ママ、勉強しよ~!」とやる気になっている娘の気持ちを大事にしたい!
しかしこのままでは、受験が娘にとって「嫌なもの」になってしまう。
それだけは避けたい!
心の葛藤が続きました。
そこで、以前より参考にさせていただいていたAYAアカデミーのブログを思い出しました。
「この先生なら助けてもらえるかも…」
そんな気持ちでメールをしました。
5月の終わりでした。
娘の状況のこと、家庭の事情も全て相談させていただきました。
「今からでは無理です!」と言われることも覚悟していたのですが、そんなことはありませんでした。
先生はとても丁寧に相談に乗ってくださり、とても気持ちが上向きになったのを覚えています。
正直、母子家庭の合格は「都市伝説」のようなものだと思っていました。
「開智は純粋に子どものことを見てくれる学校です」
先生のその言葉にずっと励まされてきました。
年長6月からAYAアカデミーに通うことになりました。
私はこれで娘との戦いの日々が終わるかも~と期待していました。
…が、甘かった!
なんと、まさかの通塾拒否!
先生にあいさつをしない。
教室に入らない。
ふてくされて積み木を投げる。
泣く。
「えー?」…
家ではともかく、人前でこういう態度の娘を見たことがなかったので正直驚きました。
なぜ嫌なのか聞いても、「なんでも!」と返ってくるだけでした。
少し場所見知りをする子なので、慣れていないのか?
他の子のできることができなくて、ショックを受けているのか?
6月いっぱいは何とか教室まで連れて行きはするものの、ずっとこんな感じでした。
教室の玄関で、席に着くまで40分説得した事もありました。
なぜ嫌なのか理由がわからないままで、もうダメかもと精神的にかなり落ち込みました。
もう受験は諦めてしまおうかと何度も思いました。
7月に入り、開智の説明会に連れて行き、学校を見せて話をしてもダメだったらあきらめよう。
そう思いました。
開智の授業を娘は真剣に見ていました。
「今日の学校は楽しそう!行きたいねえ~」
娘の口から前向きな言葉が出ました。
そこで、真剣に開智に行きたいと思うならAYAの授業をちゃんと受けたほうがいいことを話しました。
ここで、授業態度が少し変わってきました。
でも、肝心の「あいさつ」がどうしてもできないのです。
夏期講習も始まってしまうのに、大丈夫なのか?やっていけるのか?
またまた不安になりました。
そしてある日、私は半泣きになりながら、どうして先生にあいさつできないのか娘に聞きました。
すると「ママがいるから…」とボソッと言ったのです。
次の教室の日、オートロックの呼び鈴を押すと先生が娘だけ部屋まで来るようにとおっしゃいました。
「ママは今日はそこでいいですよ」
なんと!
その日から、娘はあっさり普通にあいさつし、普通に授業を受けられるようになったのです。
「ママがいるから…」と言ったことについて、その日に相談しようと思っていた私はとても驚きました。
先生すごい!
娘が親離れしようとしている瞬間を先生は見抜いていて、その時が来るのをじっと待っていてくださったのでした!
盗聴器でもついてるんじゃない?というくらいにピンポイントで、さすがだなーと思いました。
その後は、オートロックの所で「行ってきまーす!」とニコニコで教室に通う娘。
先生のおかげで、夏期講習もとても楽しく通うことができました。
ひどい態度の娘を見捨てず、「この山を超えれば一回り成長するはずです!」と言ってずっと励ましていただき、鋭い読みで私たち親子のピンチを救っていただきました。
本当にありがとうございました。
そして、9月。
次第に色々な焦りが出てきました。
一番悩んだのは、「自己発信」についてでした。
もともと自己発信はしない方向で考えていたのですが、AYAの他の受験生がみんなすることに決めたと聞き、悩みました。
「バレエでもピアノでも、開智の先生に見せてあげたいことはある?やってみる?」
と娘に聞いても…
「見せるほどのものじゃないから、やらない」
と即答…
悩みに悩んで先生に相談しました。
先生からは「無理にやらせると良い結果にはならないから、他の科目を頑張りましょう!と言っていただきました。
試験慣れのために、初めて受けた模試。
「楽しかった~!」と帰ってきた娘でした。
ところが、結果は笑ってしまうくらい悲惨なものでした。
先生に報告すると「気にしな~い。良いところを見てあげましょう!」と言われ、とても気が楽になりました。
連休に行われた、行動観察・運動の集中特訓。
できないなりに、とても楽しそうに通っていました。
どれも今思えば良い思い出と言えるのですが、その時は心配で心配で仕方ありませんでした。
実際、よく理解できていない単元も数多くあり、心配で食事ものどを通らないほどでした。
おかげで、4キロのダイエットにも成功しました!
10月に入ると、早速事前面接が始まりました。
面接日は、あいにくの雨模様でした。
私はものすごくものすごく緊張していました。
保護者面接は参考程度、それで落とされることはない、というのはわかっていました。
先生に「大丈夫!」と言われても、少しも落ち着きません。
今まで自分自身の面接で緊張したことはなかったので、まさかここまで緊張するとは思わず、その自分の状態にも驚きました。
娘はと言えば…
「校長先生と話すの楽しみ~!」
となんだか楽しそうです。
本来なら、娘を励まし送り出すのが親の役目でしょうが、逆に励まされてしまいました。
なんて、ダメな親なのでしょう!
私の面接は、シドロモドロになりながら震える声で言いたいことの7割程度しか話すことができませんでした。
あのときの私はおびえた「震える犬」のような感じだったと思います。
手も実際カタカタ震えていましたし、今思い返すと最悪です。
一方の娘は…
「楽しかった~!」
学校の敷地内で傘を駆使して、ノリノリのダンスを踊っていました。
帰り道…
「ママ!校長先生の部屋に連れて行ってくれた先生がカッコよかった!」
余裕の娘でした。
でも、そんな娘の様子を見て、何だか少し吹っ切れた気がしました。
もちろん自分の面接が終わったスッキリ感もありましたが、楽しそうにしている娘を見てとても穏やかな気持ちになりました。
そこからは、体調管理に全力を注ぎました。
新型インフルエンザの流行もあり、とても神経質になりましたが、何とか無事に入試の日を迎えることができました。
入試当日も、相変わらず娘は楽しそうです。
考査には「行ってきま~す!」とニコニコして出発して行きました。
そして、ニヤニヤしながら「楽しかった~!」と帰ってきました。
学校を出ると、「今日のテストにいた先生、エドはるみに似てた!本物かな?」
???
帰り道、テスト内容についていろいろ聞いてみると、あまり覚えていない。
…ということは、できていないということ?
「楽しかった!」と帰ってきた模試の悪夢が思い出されました。
合格発表までの間は、案外落ち着いて過ごしていました。
発表当日、ドキドキしながらパソコンの前で右往左往…
やっとの思いでホームページを開くと、なんと娘の受験番号がありました!
すぐ先生に電話をすると、出るなり「おめでとう!」とものすごい大きな声です。
大きすぎて受話器から出る声が割れていて、何を言っているかわからないくらいです。
正直、「ない」と思っていたので、なかなか実感がわきませんでした。
幼稚園から帰った娘に報告すると…
「やっぱり、受かったか~、楽しみだな~」
こうして、我が家の受験は終わりました。
私の迷いのせいで、ずいぶん遅いスタートでした。
もっと早くAYAに通い始めていたら、もっとスムーズに準備できていたかもしれません。
でも、あんなひどい状態だった時も一度も勉強が嫌だとは言わず、娘は頑張ってくれました。
むしろ私が励まされることの方が多かったかもしれません。
とても濃い時間を過ごすことができて、とても幸せだったと思います。
「勉強は楽しく!」
いつも先生は言っていました。
出来はイマイチでも、常に楽しく自信を持って入試に臨むことができたのは、本当に先生のおかげです。
楽しんで試験を受けられたから、結果につながったんだと思います。
あの時、先生にメールをしなければ、きっと私は受験をあきらめていたと思います。
本当にありがとうございました。
AYAの仲間と励ましあったり愚痴りあったり…
そんなこともとても楽しかったです。
みんなありがとう!
合格した後も娘は「勉強しよう!」とヤル気満々です。
それは、AYAでの「受験テクニック」ではない指導のおかげだと思っています。
開智の学びを楽しんでいけるよう、これからも楽しく勉強していきたいと思います。
T.Sさん(ママ)
私が開智を知ったきっかけは、娘がまだ1歳位の時にブックオフで買って読んだ校長先生の本でした。
初めて読んだ時、「え?」と、大変衝撃を受けました。
「こんな学校に行かせたい!」
それまでは、近くの国立の附属小学校を受けるつもりでいたので、早速方向転換です。
とは思ったものの、まだ1歳。
受験ができるような子になるかもわかりませんでした。
時々校長先生の本を開いては、憧れを募らせていました。
こうやって書くと、さも小学校受験に熱心な親みたいになってしまいましたが、国立の小学校を受験するつもり、といっても自分の母校だからという軽い動機でしたし、いわゆる「お受験教室」に通うつもりも全くありませんでした。
しかも、我が家は母子家庭。
そんな事情もあって、チャレンジするか?無謀なのか?常に迷いがありました。
また、娘は「超」のつく早生まれで、幼稚園に通うようになると他の子との差もわかり始め、ますます受験に対して弱気になっていきました。
ただ、弱気になりつつも、生活体験や季節感などに気をつけながら生活していました。
そして年中の12月。
開智の学校説明会に参加し、やはりチャレンジしたい気持ちが大きく膨らみました。
「受験するだけでもしてみよう!」
そう決めました。
年明け頃から、ペーパーの簡単なものから少しずつ自宅学習をしました。
初めは娘も「勉強楽しい!」と、とても楽しく取り組んでくれていました。
ところが、問題がだんだん難しくなってくると、娘が「できない!」と怒り、その態度に私も怒り…
日々、娘との戦いが始まったのです。
私の説明もちっとも聞いてくれなくなりました。
とにかく娘のダメなところばかり目に付き始め、次第に行き詰まるようになってきました。
当然進度も思うようにはかどらず、受験など到底できるような状態ではありませんでした。
季節感や生活習慣などには日頃から気をつけるようにしていたにも関わらず、全く身についていないことに、愕然とすることもしばしば…
「母子家庭を受け入れてもらえるのか…」
「今、この子に挑戦させるべきなのか…」
私に、受験に対する迷いがあったのは事実です。
それが娘に良い影響を与えなかったのでは、とも思います。
でも、どんなに怒ってもめげずに「ママ、勉強しよ~!」とやる気になっている娘の気持ちを大事にしたい!
しかしこのままでは、受験が娘にとって「嫌なもの」になってしまう。
それだけは避けたい!
心の葛藤が続きました。
そこで、以前より参考にさせていただいていたAYAアカデミーのブログを思い出しました。
「この先生なら助けてもらえるかも…」
そんな気持ちでメールをしました。
5月の終わりでした。
娘の状況のこと、家庭の事情も全て相談させていただきました。
「今からでは無理です!」と言われることも覚悟していたのですが、そんなことはありませんでした。
先生はとても丁寧に相談に乗ってくださり、とても気持ちが上向きになったのを覚えています。
正直、母子家庭の合格は「都市伝説」のようなものだと思っていました。
「開智は純粋に子どものことを見てくれる学校です」
先生のその言葉にずっと励まされてきました。
年長6月からAYAアカデミーに通うことになりました。
私はこれで娘との戦いの日々が終わるかも~と期待していました。
…が、甘かった!
なんと、まさかの通塾拒否!
先生にあいさつをしない。
教室に入らない。
ふてくされて積み木を投げる。
泣く。
「えー?」…
家ではともかく、人前でこういう態度の娘を見たことがなかったので正直驚きました。
なぜ嫌なのか聞いても、「なんでも!」と返ってくるだけでした。
少し場所見知りをする子なので、慣れていないのか?
他の子のできることができなくて、ショックを受けているのか?
6月いっぱいは何とか教室まで連れて行きはするものの、ずっとこんな感じでした。
教室の玄関で、席に着くまで40分説得した事もありました。
なぜ嫌なのか理由がわからないままで、もうダメかもと精神的にかなり落ち込みました。
もう受験は諦めてしまおうかと何度も思いました。
7月に入り、開智の説明会に連れて行き、学校を見せて話をしてもダメだったらあきらめよう。
そう思いました。
開智の授業を娘は真剣に見ていました。
「今日の学校は楽しそう!行きたいねえ~」
娘の口から前向きな言葉が出ました。
そこで、真剣に開智に行きたいと思うならAYAの授業をちゃんと受けたほうがいいことを話しました。
ここで、授業態度が少し変わってきました。
でも、肝心の「あいさつ」がどうしてもできないのです。
夏期講習も始まってしまうのに、大丈夫なのか?やっていけるのか?
またまた不安になりました。
そしてある日、私は半泣きになりながら、どうして先生にあいさつできないのか娘に聞きました。
すると「ママがいるから…」とボソッと言ったのです。
次の教室の日、オートロックの呼び鈴を押すと先生が娘だけ部屋まで来るようにとおっしゃいました。
「ママは今日はそこでいいですよ」
なんと!
その日から、娘はあっさり普通にあいさつし、普通に授業を受けられるようになったのです。
「ママがいるから…」と言ったことについて、その日に相談しようと思っていた私はとても驚きました。
先生すごい!
娘が親離れしようとしている瞬間を先生は見抜いていて、その時が来るのをじっと待っていてくださったのでした!
盗聴器でもついてるんじゃない?というくらいにピンポイントで、さすがだなーと思いました。
その後は、オートロックの所で「行ってきまーす!」とニコニコで教室に通う娘。
先生のおかげで、夏期講習もとても楽しく通うことができました。
ひどい態度の娘を見捨てず、「この山を超えれば一回り成長するはずです!」と言ってずっと励ましていただき、鋭い読みで私たち親子のピンチを救っていただきました。
本当にありがとうございました。
そして、9月。
次第に色々な焦りが出てきました。
一番悩んだのは、「自己発信」についてでした。
もともと自己発信はしない方向で考えていたのですが、AYAの他の受験生がみんなすることに決めたと聞き、悩みました。
「バレエでもピアノでも、開智の先生に見せてあげたいことはある?やってみる?」
と娘に聞いても…
「見せるほどのものじゃないから、やらない」
と即答…
悩みに悩んで先生に相談しました。
先生からは「無理にやらせると良い結果にはならないから、他の科目を頑張りましょう!と言っていただきました。
試験慣れのために、初めて受けた模試。
「楽しかった~!」と帰ってきた娘でした。
ところが、結果は笑ってしまうくらい悲惨なものでした。
先生に報告すると「気にしな~い。良いところを見てあげましょう!」と言われ、とても気が楽になりました。
連休に行われた、行動観察・運動の集中特訓。
できないなりに、とても楽しそうに通っていました。
どれも今思えば良い思い出と言えるのですが、その時は心配で心配で仕方ありませんでした。
実際、よく理解できていない単元も数多くあり、心配で食事ものどを通らないほどでした。
おかげで、4キロのダイエットにも成功しました!
10月に入ると、早速事前面接が始まりました。
面接日は、あいにくの雨模様でした。
私はものすごくものすごく緊張していました。
保護者面接は参考程度、それで落とされることはない、というのはわかっていました。
先生に「大丈夫!」と言われても、少しも落ち着きません。
今まで自分自身の面接で緊張したことはなかったので、まさかここまで緊張するとは思わず、その自分の状態にも驚きました。
娘はと言えば…
「校長先生と話すの楽しみ~!」
となんだか楽しそうです。
本来なら、娘を励まし送り出すのが親の役目でしょうが、逆に励まされてしまいました。
なんて、ダメな親なのでしょう!
私の面接は、シドロモドロになりながら震える声で言いたいことの7割程度しか話すことができませんでした。
あのときの私はおびえた「震える犬」のような感じだったと思います。
手も実際カタカタ震えていましたし、今思い返すと最悪です。
一方の娘は…
「楽しかった~!」
学校の敷地内で傘を駆使して、ノリノリのダンスを踊っていました。
帰り道…
「ママ!校長先生の部屋に連れて行ってくれた先生がカッコよかった!」
余裕の娘でした。
でも、そんな娘の様子を見て、何だか少し吹っ切れた気がしました。
もちろん自分の面接が終わったスッキリ感もありましたが、楽しそうにしている娘を見てとても穏やかな気持ちになりました。
そこからは、体調管理に全力を注ぎました。
新型インフルエンザの流行もあり、とても神経質になりましたが、何とか無事に入試の日を迎えることができました。
入試当日も、相変わらず娘は楽しそうです。
考査には「行ってきま~す!」とニコニコして出発して行きました。
そして、ニヤニヤしながら「楽しかった~!」と帰ってきました。
学校を出ると、「今日のテストにいた先生、エドはるみに似てた!本物かな?」
???
帰り道、テスト内容についていろいろ聞いてみると、あまり覚えていない。
…ということは、できていないということ?
「楽しかった!」と帰ってきた模試の悪夢が思い出されました。
合格発表までの間は、案外落ち着いて過ごしていました。
発表当日、ドキドキしながらパソコンの前で右往左往…
やっとの思いでホームページを開くと、なんと娘の受験番号がありました!
すぐ先生に電話をすると、出るなり「おめでとう!」とものすごい大きな声です。
大きすぎて受話器から出る声が割れていて、何を言っているかわからないくらいです。
正直、「ない」と思っていたので、なかなか実感がわきませんでした。
幼稚園から帰った娘に報告すると…
「やっぱり、受かったか~、楽しみだな~」
こうして、我が家の受験は終わりました。
私の迷いのせいで、ずいぶん遅いスタートでした。
もっと早くAYAに通い始めていたら、もっとスムーズに準備できていたかもしれません。
でも、あんなひどい状態だった時も一度も勉強が嫌だとは言わず、娘は頑張ってくれました。
むしろ私が励まされることの方が多かったかもしれません。
とても濃い時間を過ごすことができて、とても幸せだったと思います。
「勉強は楽しく!」
いつも先生は言っていました。
出来はイマイチでも、常に楽しく自信を持って入試に臨むことができたのは、本当に先生のおかげです。
楽しんで試験を受けられたから、結果につながったんだと思います。
あの時、先生にメールをしなければ、きっと私は受験をあきらめていたと思います。
本当にありがとうございました。
AYAの仲間と励ましあったり愚痴りあったり…
そんなこともとても楽しかったです。
みんなありがとう!
合格した後も娘は「勉強しよう!」とヤル気満々です。
それは、AYAでの「受験テクニック」ではない指導のおかげだと思っています。
開智の学びを楽しんでいけるよう、これからも楽しく勉強していきたいと思います。