実は、私、この年代(
)では珍しく、中学受験経験者です。
それも、地元の国立大学附属中。
しかも、これまた「塾」にも行かず…(というより、「塾」がなかった
)
一次(ペーパー)に合格し、二次のピンポン玉抽選で落ちました。
今考えると、全く「ひとごと」でした
小学校5・6年当時の担任の先生が両親にこう言ったのです。
「この子はIQが高い。もっと落ち着きが出たら、絶対に勉強できる子だから、中学受験に挑戦してみてはどうか…」
「落ち着きが出たら」って…失礼な
でも…
ガサガサしてたのは事実
その気になった両親は「入試過去問題集」を私に買い与え「さあ、やりなさい
」
ずいぶん乱暴な話です
その問題集、今でも覚えています。
A5版のパステルグリーンのカバー…
中を開けると小さな小さな字がビッチリで、イラストもなく、解答用紙や解答欄さえもない
受験生への「ホスピタリティー」のカケラもない問題集でした
それを解いて自分で答え合わせをするのです。
もう、それが苦痛で苦痛で
父親は小学校の教員なのに、教えてもらった記憶もありません。
何しろ私はド田舎の「野生児」
6年生になるまで野山を駆け巡って遊び呆けていました
じっとすわって「勉強」なんてしたこともない
「塾」自体が珍しい時代に、ウチのような田舎にそんなものはないし…
「附属受験」なんてセレブな街の子どもたちがやっている別世界のできごとだと思ってました。
テストを受けるためだけでもバスに1時間半乗って行かなければなりません。
今振り返ると、それでもあの時「がんばろう
」と思ったのは、学校の先生や親の「期待」に何とかして応えたかったからだと思うのです。
今回の「お受験」も、娘を動かしていた動機は「絶対に合格したい」という気持ちよりは「親の期待に応えたい」という気持ちの方が優っていた、と言うよりむしろそっちのほうだったのかもしれません。
でも、当時6年生だった私と比べても、年長の娘の方がよほど「受験勉強」を自分のこととしてとらえ、取り組んでいたと思います。
どうしても塾には行かない
絶対に母親と一緒に勉強する
そうじゃなかったら受験しない
…そういう強い意思。
負けず嫌いの性格から、できなくてくやしくて泣いたことも
でも、途中で絶対に投げ出さない「努力」と「根性」
勉強やテストさえも「プレッシャー」としてとらえず、逆に「楽しもう」という姿勢。
…これは天性なのか、意外な娘の一面でした。
「お受験」を通じて、娘はさらにひとまわり大きく成長したような気がします。
一方、ハハはと言うと…
前の塾で「対人恐怖症」になってしまって私の塾に移ってきた年長さんがいました。
「円形脱毛症」になってしまった子の話も聞きました。
「お受験」することでそんな状況に子どもを追いやることだけは、絶対したくない
と思っていたにもかかわらず…
いつのまにか娘をそんな状態へ追い込みかけて「自己嫌悪」に
でもそんなとき、娘の「笑顔」
が私を支えてくれました。
ハハの願いはただ1つ。
わが子を「笑顔」
にすることだけなのです。
そして、今…
毎日「笑顔」
で学校に通う娘。
ハハはそれが何よりうれしいのです
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それも、地元の国立大学附属中。
しかも、これまた「塾」にも行かず…(というより、「塾」がなかった
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一次(ペーパー)に合格し、二次のピンポン玉抽選で落ちました。
今考えると、全く「ひとごと」でした
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小学校5・6年当時の担任の先生が両親にこう言ったのです。
「この子はIQが高い。もっと落ち着きが出たら、絶対に勉強できる子だから、中学受験に挑戦してみてはどうか…」
「落ち着きが出たら」って…失礼な
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でも…
ガサガサしてたのは事実
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その気になった両親は「入試過去問題集」を私に買い与え「さあ、やりなさい
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ずいぶん乱暴な話です
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その問題集、今でも覚えています。
A5版のパステルグリーンのカバー…
中を開けると小さな小さな字がビッチリで、イラストもなく、解答用紙や解答欄さえもない
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受験生への「ホスピタリティー」のカケラもない問題集でした
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それを解いて自分で答え合わせをするのです。
もう、それが苦痛で苦痛で
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父親は小学校の教員なのに、教えてもらった記憶もありません。
何しろ私はド田舎の「野生児」
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6年生になるまで野山を駆け巡って遊び呆けていました
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じっとすわって「勉強」なんてしたこともない
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「塾」自体が珍しい時代に、ウチのような田舎にそんなものはないし…
「附属受験」なんてセレブな街の子どもたちがやっている別世界のできごとだと思ってました。
テストを受けるためだけでもバスに1時間半乗って行かなければなりません。
今振り返ると、それでもあの時「がんばろう
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今回の「お受験」も、娘を動かしていた動機は「絶対に合格したい」という気持ちよりは「親の期待に応えたい」という気持ちの方が優っていた、と言うよりむしろそっちのほうだったのかもしれません。
でも、当時6年生だった私と比べても、年長の娘の方がよほど「受験勉強」を自分のこととしてとらえ、取り組んでいたと思います。
どうしても塾には行かない
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絶対に母親と一緒に勉強する
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そうじゃなかったら受験しない
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…そういう強い意思。
負けず嫌いの性格から、できなくてくやしくて泣いたことも
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でも、途中で絶対に投げ出さない「努力」と「根性」
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勉強やテストさえも「プレッシャー」としてとらえず、逆に「楽しもう」という姿勢。
…これは天性なのか、意外な娘の一面でした。
「お受験」を通じて、娘はさらにひとまわり大きく成長したような気がします。
一方、ハハはと言うと…
前の塾で「対人恐怖症」になってしまって私の塾に移ってきた年長さんがいました。
「円形脱毛症」になってしまった子の話も聞きました。
「お受験」することでそんな状況に子どもを追いやることだけは、絶対したくない
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と思っていたにもかかわらず…
いつのまにか娘をそんな状態へ追い込みかけて「自己嫌悪」に
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でもそんなとき、娘の「笑顔」
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ハハの願いはただ1つ。
わが子を「笑顔」
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そして、今…
毎日「笑顔」

ハハはそれが何よりうれしいのです
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年少児ということもあって、まだ志望校は開智しか候補があがっていないのですが、今後検討していこうと考えているところです。
保育園が不利というのは世間の噂に過ぎず、実際は違うのではないか、特に開智では関係ないだろうとは思っていても、確信が持てず不安になっていましたが、お答えを頂いて安心しました。
まだ保育園への転園が確定した訳ではないのですが、保育園に行ったとしても、そのことや共働きであることを不利だと思うことなく、娘と一緒に頑張ろうと思います
今後ともこちらのブログは参考にさせていただきます
開智に限って言えば「アライグマ」さんのおっしゃる通り幼稚園だろうが保育園だろうが全く関係ありません。
娘の入学式の日、ホール入口の壁に祝電やメッセージがいっぱい貼り付けられていました。
それは、新1年生が通っていた「幼稚園」、そして「保育園」から届けられた温かい言葉の数々でした。
また、娘の交友関係はまだまだ限られていますが、その中でも実際に「保育園」出身のお友だちが複数います。
これが、理由です。
確かに世間では「保育園は受験に不利」と言われているようですが、そもそも何をもって「不利」とするのか、私には未だに理解できません。
子どもが過ごす環境?
保育時間が長く「早寝早起き」の習慣がつきにくいから?
逆に「お昼寝」の習慣がついて受験に影響するから?
しつけが幼稚園より甘いから?
「保育」はしてくれても「教育」すなわち「お勉強」はさせてくれないから?
本当にそれが「不利」となるのでしょうか?
親の置かれる環境?
お受験する家庭が少ないから?
周りのママと話が合わなかったり、相談する相手がいなかったりするから?
本当にそれが「不利」となるのでしょうか?
それとも、時間の問題?
ワーキングマザーが多くて、子どもの勉強に時間がなかなか割けないから?
塾の送迎ができないから?
学校説明会やオープンスクールなどのイベントに出たくても仕事で行けないときもあるから?
本当にそれが「不利」となるのでしょうか?
それとも「保育園児」というだけで不合格にする小学校があるのでしょうか?
仮にあるとしたら、それは「不利」と言うものなのでしょうか?
小学校受験が一部の限られた家庭のものではなくなりつつある今、「不利」と言われた時代は終わった…と言ったら言い過ぎでしょうか?
もし「不利」だとする小学校があったら、その学校自体が既に「終わってる」。
「保育園出身」とか「共働き」とか「シングルマザー」なんていうことはもうハンディではなくなってきている。
だから、その人が「不利」と思ったら、そう思った時点でもう「不利」。
それが私の考えです。
「アライグマ」さんも、転園するに当たっていろいろ不安や苦労もあると思いますが、しっかり地に足をつけてお子様と一緒に受験に向かってください。
応援しています!
受験情報が少ない中、大変参考になる情報で、いつも有難くそして楽しく拝見させていただいてます
事情により、現在通園している幼稚園から保育園への転園を考えています
小学校受験をするにあたって保育園は不利だと言われていますが、実際はどうなのでしょうか(開智では有利不利はないように思ってはいるのですが…)。
初めてのコメントで、いきなり不躾な質問で申し訳ありませんが、出来る範囲内でお答えいただけると助かります。よろしくお願いいたします