こんばんは。
hanayuです。
今夜も‘コツコツ接骨院’。
昨日の美容院でのコリをしっかりほぐしてもらってきました。
でもね、左首筋の張りが取れません。
ちっとも春らしくなく、寒い日が続いているせいなのかな?
参っちゃうね。
さて、今日は本を読み終えたので。
伊坂さんの本は、初めは読みづらかったんですけど
やっぱり、慣れですかね?
しかし、恐ろしい話だったよー。
国家権力で自分の人生を翻弄されるんだもん。
本の構成として、学生時代の友人や恋人がうまーく絡んで重要な役割を果たすのだけど
その仲間たちの個性が良かった。
うまく描写されていて、本当に存在しているみたいに思える。
別れた恋人の為に何かできる事を探す樋口。
おかしいと気づいて一生懸命にサインを送るカズ。
森の声が不思議なキャラの森田。
そして、青柳のお父さんだったり
無機質に描かれた警察だったり
一人ひとりの個性とストーリーがうまく絡んでゆく感じが面白く
まして展開が予想もつかない方向へと。。
ケネディ暗殺のオズワルドがキーワードなんだけど
もしかしたら本当にそんな理不尽がまかり通っているんじゃないかと考えさせられる。
話に出てくるセキュリティポッドも恐ろしい。
知らず知らずのうちに監視される社会って、どうなんだろうね。
前に観たトムクルーズの『マイノリティレポート』でも感じた
冷え冷えした感覚がよみがえる。
個人のプライバシーとか、そんなミニマムな情報は
国家にしてみたら微塵でもないのかもしれない。
でも、ミニマムをリアルに生きている私たち一般庶民にとっては不愉快だよね。
人を人として考えない、そんな社会に現実も向かっていくのだろうか。
情報は操作され、いつの間にかそうであるべきだ、みたいに思い込まされていくのだろうか。
テーマは深いが、テンポも小説としての面白さも感じられた。
長編であるがゆえの人物背景、絡み方も巧妙。
まどろこしいところも感じるけど
慣れると面白いんじゃないかな?
ぜひ。
おススメします。
hanayuです。
今夜も‘コツコツ接骨院’。
昨日の美容院でのコリをしっかりほぐしてもらってきました。
でもね、左首筋の張りが取れません。
ちっとも春らしくなく、寒い日が続いているせいなのかな?
参っちゃうね。
さて、今日は本を読み終えたので。
![]() | ゴールデンスランバー |
伊坂 幸太郎 | |
新潮社 |
伊坂さんの本は、初めは読みづらかったんですけど
やっぱり、慣れですかね?
しかし、恐ろしい話だったよー。
国家権力で自分の人生を翻弄されるんだもん。
本の構成として、学生時代の友人や恋人がうまーく絡んで重要な役割を果たすのだけど
その仲間たちの個性が良かった。
うまく描写されていて、本当に存在しているみたいに思える。
別れた恋人の為に何かできる事を探す樋口。
おかしいと気づいて一生懸命にサインを送るカズ。
森の声が不思議なキャラの森田。
そして、青柳のお父さんだったり
無機質に描かれた警察だったり
一人ひとりの個性とストーリーがうまく絡んでゆく感じが面白く
まして展開が予想もつかない方向へと。。
ケネディ暗殺のオズワルドがキーワードなんだけど
もしかしたら本当にそんな理不尽がまかり通っているんじゃないかと考えさせられる。
話に出てくるセキュリティポッドも恐ろしい。
知らず知らずのうちに監視される社会って、どうなんだろうね。
前に観たトムクルーズの『マイノリティレポート』でも感じた
冷え冷えした感覚がよみがえる。
個人のプライバシーとか、そんなミニマムな情報は
国家にしてみたら微塵でもないのかもしれない。
でも、ミニマムをリアルに生きている私たち一般庶民にとっては不愉快だよね。
人を人として考えない、そんな社会に現実も向かっていくのだろうか。
情報は操作され、いつの間にかそうであるべきだ、みたいに思い込まされていくのだろうか。
テーマは深いが、テンポも小説としての面白さも感じられた。
長編であるがゆえの人物背景、絡み方も巧妙。
まどろこしいところも感じるけど
慣れると面白いんじゃないかな?
ぜひ。
おススメします。