以前、NHK朝のニュースで見て気になっていたトピック。すごい四字熟語。
すなわち、ネグレクトにより虫歯や、歯が溶けてボロボロになってなおかつ
親が治療をしてやらないために酷い状態になっていることを指すらしい。
要は、親の怠慢、育児放棄=立派な虐待の一種なのだが、親にその自覚は無いのだろう。
しかも食生活が好きなものばかり食べさせたり、炭酸やジュースの飲み過ぎだとか。
私も昔、娘の保育園でこういう状態の子を見てぞっとした。乳歯がことごとく茶色く
溶けまくっていたからだ。その子は親がほぼ仕事にかかりきりで祖父母がお迎えに
来ることが多かったが、それでもその養育状態か、と。
歯科医が、親が治療費が出せないと言っても、その子は携帯電話を持っている、
生活の優先順位が違うんですよとコメントしていたが、まさにその通り。
親が子どもにしてやれるのは、健全な心身を育むこと、常識や教養を身につけさせること、
せめて健康や栄養の管理だけでも何とかならないのかと思う。
悲惨な食生活で育った子どもは、それが当たり前だと思ってしまうだろうし、
自分が親になったときに一から食事を作ったりできるのだろうか。
私も一時期、娘が駄菓子屋フリークになって心配したことがあった。
私は育った環境(母が市販のおやつを基本、買わない)からか、やっぱり大人になって
市販のおやつはたまにしか買わない。よって娘もあまり甘いお菓子やスナックは
受け付けない。お土産でもらっても余らせてしまう。だから娘は虫歯も無い。
ご飯もレトルトに頼ることもあっても、基本的に自炊してる(だってお金無いし)ので
外食より自分で作った方がいいと思っている。ジャンクや外食はたまにだから楽しいのだ。