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10週連続開催の新潟競馬の最終日。
多くのファンが詰めかけていたらしい。
そう、12年ぶりに開催となったG1レース「スプリンターズS」。
1番人気に支持された15番ハクサンムーンもスタートを決めた。
そこで、スーッと先団へあがって先頭に立つかと思われた。
すると、北村宏騎手落馬負傷で乗り替わった勝浦正樹騎手が、7番ダッシャーゴーゴーを追い出して一気に先手を主張。
ちょっと、想定外の展開。
6番コパノリチャードが、スタート直後に大きく躓いたようで、後方に下がってしまったから・・・参ったね。
12番ベルカントの武豊騎手は、ハクサンムーンをマークしながら積極的に3番手から追走。
600メートル33秒台の速い流れとなって、4コーナーから直線を向いた。
ハクサンムーンとベルカントが楽な手応えで、先頭をうかがう脚いろ。
おっ、お、お・・・これはいいかも。
すると、荒れ放題の脚もとのため、ハクサンムーンは馬場の中央へ。
ベルカントは、そのままインをつく競馬に徹する。
残り200を切ると、この2頭が抜け出すように見えたのもつかの間、ハクサンムーンの脚いろが一気に悪くなった。
一方、ベルカントは先頭に躍り出て、ゴールを目指している。
その時、大外からこのような馬場得意の18番スノードラゴンが、一気に伸びてきてあっという間に先頭に躍り出てそのままゴールイン。
鞍上の大野拓弥騎手の右手が大きく上がった。
2着争いには、スノードラゴンのインから伸びた13番レッドオーヴァル。
さらにインの馬群を割って伸びた2番人気の9番ストレイトガール、この2頭の際どい2着争い。
残り100あたりで、一旦先頭と思われた3歳牝馬のベルカントは、2着馬から「アタマ、アタマ、ハナ」差の5着。
荒れた馬場の中、一番難しいインに突っ込んだ武豊騎手とベルカント。
実に惜しい、一瞬やったか~と思われる場面もあっただけに・・・。
ところで、1番人気のハクサンムーン、先頭をうかがう態勢にありながら、一気に脚いろが悪くなったから・・・どうしたのであろうか。
馬場なのだろうか。
左回りがイケないのか。
不可思議な敗戦である。
とても、残念。(夫)
[追 記]~レース後のコメント抜粋~
5着 ベルカント(武豊騎手)
「取りたいコースが取れて、思い通りのレースが出来ました。悔いはありませんが、出来ることなら中山でやりたかったです。左回りはあまり上手ではありません」
13着 ハクサンムーン(戸崎騎手)
「落ち着いていましたし、スタートも出ました。逃げさせた方が良かったのかもしれません。もう少し馬場がいい方がいいです」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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