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映画「アウトロー」となると、トム・クルーズ主演作がもっとも知れわたっている。
2年前の映画なので仕方あるまい。
本日のタイトルの同名映画「アウトロー」は、今から38年も前に制作された作品である。
・・・で、あるから、“クリント・イーストウッド”の映画「アウトロー」と言うべきかも。
昨日、NHKBSプレミアムで放送されると分かり、すべての用事を午前中のうちに終えて・・・午後1時からじっくり観賞。
この映画、これまでも何度か見ている作品であるが、改めて見るとやはり面白い。
西部劇の作品となると、日本でいえば時代劇である。
その時代劇の制作本数も一握りとなった昨今、米国映画でも西部劇の作品はほとんど作られていない。
そのような中、懐かしい西部劇を観賞。
40代真っただ中のクリント・イーストウッド。
脂がのりきっている頃でもあり、監督・主演で演じる孤高のガンマン。
やはり、西部劇に出演する姿、何ともハマっている。
1960年代のテレビ映画「ローハイド」に熱狂した子供時代を思い出す。
クリント・イーストウッドが恰好よかった。
その後、マカロニウエスタンに主演することで、一気にスターダムに上り詰めた。
夕陽のガンマンなどに“シビレた”ものである。
ところで、この映画「アウトロー」は、建国200年を記念して制作されたとのこと。
南北戦争末期、映画の冒頭で妻と子供を殺された主人公ジョゼイ・ウェルズ(クリント・イーストウッド)、復讐を誓って南軍のゲリラ隊に加入する。
一介の農夫が、早打ちガンマンへと変貌を遂げる。
終戦後も抵抗を続けることで、北軍の討伐隊や賞金稼ぎに狙われ追われる身となる。
逃げ延びる間に様々な人間に出会い、思わず優しさを出すことから、単純な撃ち合いのみの西部劇とは一線を画している。
監督主演のクリント・イーストウッドが、南北戦争を境にした米国の歴史背景などを描きたいと思った作品とか。
38年も前の映画であるが、日本人にも理解できる新鮮味を感じながら見入った。
クリント・イーストウッドの一本筋の通った思い入れの多い作品といえる。
ナイス
(夫)
(出典:Yahoo!映画 抜粋)
[追 記]~解説~
南北戦争後の西部に生きた男ジョゼイ・ウェルズの半生を描いたイーストウッド監督・主演の意欲作。アメリカ建国200年記念として製作された大作であったが、単なる娯楽西部劇に終る事なく、一人の男を通してアメリカの歴史を浮かび上がらせた秀作。
どことなくニュー・シネマの匂いがする作風もあって、監督イーストウッドを語る上で決して無視できない作品である。
(出典:Yahoo!映画 抜粋)
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