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連日報道されている川崎の少年刺殺害事件。
被害者は、13歳のあどけない中学生。
その子は本県の隠岐の島へご両親がIターンで来島し、幼少期を過ごしたとのこと。
隠岐の島と言えば、相撲の盛んな地域で8日(日)から始まる大相撲、本県から121年ぶりに関取昇進の隠岐の海の出身地でもある。
隠岐の島のどこの町村に出向いても、とても人情味のある地域であり、島外から来た人々をとても歓迎してくれる。
そのように素晴らしい、古き良き日本が残されている地域でもある。
そこに住む人々の人情豊かな触れ合いの中で育った13歳の少年。
どうやらご家庭の事情もあって、前の居住区の川崎に引っ越されたらしい。
すると、ゆったりとした時間が流れる田舎暮らしで、人を信じきる生活をしていたところ、時間の流れの速い大都会の暮らし、その上に転校生と言う難しい立場。
人と人との触れ合いが希薄な大都会。
友人たちや周りの人々の愛情たっぷりの隠岐の島、それとは大きくかけ離れていた生活で寂しさもあったのだろうか。
思わず優しくされた17歳から18歳の少年たちとの出会い。
ところが、非行に走っている少年たちであったが故に、安易に人を信じる生活が染みついていた13歳の少年にとっては、大きな落とし穴が待っていたのであろう。
これまで暮らしてきた地域とのギャップを感じた正義感あふれる13歳の少年にとって、17歳から18歳の少年たちとの出会いが徐々に地獄の苦しみに変貌したことであろう。
人間性を育むべき教育を受けずに育てられたと思われる17歳から18歳の少年たち。
「強気をくじき、弱気を助ける」どころか、真逆の「弱気をくじき、強気を助ける」精神構造に育っている。
その上、善悪の区別が全くつかない。
自らの欲求のままの行動。
幼児がそのまま大きくなったような精神構造。
本来あるべき家庭教育が、全くなされていなかったのであろう。
そのためなのか、ゲーム感覚になっているのか、13歳の少年を抹殺してもいいと思う執拗な仕打ち。
ついに起きた当夜の殺人、まさに鬼畜の所業である。
この事件が、分かれば、分かるほど凄惨なものであり、このような犯罪者までもが、少年法で守られているのかと思えば腹立たしさばかりが残る。
極刑をもって償うべき犯罪であるから、余計に腹立たしい。
また、被害者の少年の名前やあらゆる個人情報は、オープンにされており、加害者の方はすべての情報が少年法で守られ秘匿とされている。
まったくもって、不平等の時代錯誤の法律である。
本県で暮らしていたことのある13歳の少年、そのためか事件の概要が判明するにつれ居たたまれない思いである。
学校や周囲の大人が守ってやれなかったことが、悲しい、とても悲しい事件である。
そう思っているのは我が家だけではないであろう。
修身などを取り入れた本来あるべき姿の日本人教育。
それを取り戻す教育改革、つまり修身復活が必要と思い知らされる事件である。(咲・夫)
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