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「群馬大病院で平成22年から26年にかけて行われた、腹腔(ふくくう)鏡を使った肝臓手術で、8人が死亡していることが明らかになった。さらに開腹手術でも過去5年間に患者10人が死亡している。全て同じ40歳代の男性医師が執刀していた」
本日の産経抄に掲載の話。
あまりにもいい加減な執刀医の技量と精神構造。
それ以上に大学病院としての組織体系が体を成していないと思われる。
万が一にも、1人でも亡くなればそのことについて、なぜそうなったのか原因究明がなされよう。
しかも、執刀に関わったのが、全て40歳代の男性医師であったと言うから、組織がしっかりしておれば直ちに対応策がとられたと思える。
常識では考えられない、開いた口が塞がらない出来ごとである。
巷では、すでに悪い噂が広がっていたであろう・・・けどね。
あまりのずさんな管理体制、上の方は分かっていても問題の「40歳代の男性医師」に注意喚起、配置換え、再教育などの措置を取ることができなかったのだろうか。
分かっていても、再発防止策をとることのできない特別扱いの医師であったのだろうか。
「○○名士の御曹司」とか、なにかで・・・。
分かっていて、改善措置をとらなかったとなると由々しき問題である。
などと、勘ぐりたくもなる重大な医療ミスである。
いずれにしても、考えられない事態であり亡くなられた方、その親族にとってはやりきれない思いである。
是が非でも真相究明を行い、問題の執刀医はそれ相応の罰を受けるべきであり、同大病院の再発防止策の実戦を早急に進めるべきと思う。
「患者としてはただ、まっとうな医師による、まっとうな手術を望むだけである」
まさにその通り・・・。(咲・夫)
[追 記]~産経抄3/9付~
俳優の石原裕次郎さんが、テレビドラマのロケ中に倒れ、慶応大病院に緊急入院したのは、昭和56年4月だった。新人記者だった小欄は連日、病院に張り付いて容体を見守ったものだ。記者たちに、「解離性大動脈瘤(りゅう)」という聞き慣れない病気を分かりやすく説明してくれる、若い女医さんがいた。
▼後に日本人女性初の宇宙飛行士となる、向井(当時は内藤)千秋さんである。読売新聞に連載中の「時代の証言者」によると、研修医時代、患者の状態が悪いと、1週間ぐらいの泊まり込みは当たり前だった。外科医の仕事を向井さんは、「常に自分に気合を入れていた」と振り返っている。
▼群馬大病院で平成22年から26年にかけて行われた、腹腔(ふくくう)鏡を使った肝臓手術で、8人が死亡していることが明らかになった。さらに開腹手術でも過去5年間に患者10人が死亡している。全て同じ40歳代の男性医師が執刀していた。
▼死亡した患者の一人は、術後の検査で良性の腫瘍だったことが確認されている。にもかかわらずこの医師は、結果を遺族に伝えず、生命保険の診断書にも、がんと記載していた。もはや、「気合」の有無を問うまでもない。医師としての最低限の技量とモラルさえ、疑いたくなる。
▼名の知れた大学病院で、こんな杜撰(ずさん)な手術が行われていたとは。遺族は、夢にも思わなかっただろう。説明責任さえ果たさない医師に対して、刑事告訴を検討するのは当然である。
▼書店の棚には、相変わらず病院ランキングや名医紹介の本が並んでいる。重い病気にかかれば、手を伸ばすかもしれない。かといって、「神の手」を持つ名医を追い求めるつもりもない。患者としてはただ、まっとうな医師による、まっとうな手術を望むだけである。
(出典:産経新聞 抜粋)
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