紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

浮き浮き♪by Kちゃん

2009-05-26 23:50:00 | ファミリー
 明日からやっと学校が再開されるので、うれしくてハイテンション気味のKちゃん。

 明日の朝ご飯のパンを買いにコンビニへ行ったら、しゃべるしゃべる。

 店内に迷い込んだカトンボに驚いて飛び跳ね、「今のなんか妙にかっこ良く着地したやんなー?」と、バレエのような着地を再現したり。それを商品整理のおじさんになにげなく見られて、内心しまったと思うも、テンションが高いので、すぐに気を取り直す。

 お店を出てからレジのお兄さんを評して、「あのひと、なんか(猿岩石の)有吉とビートルズを足したような人やった」。
 有吉はわかるけど、ビートルズってグループやし。しかも前期と後期でまるで違うし。

 あまりにテンションが高くて、コンビニでも「はよ帰って勉強したいわー! 勉強する気、満々やし~!」 うーん、お母さんに似なくて良かったよ~、ホント!

あのひとに似ている。

2009-05-25 22:30:00 | 読書
 5月22日に発売された漫画雑誌『モーニング・ツー』を、本日やっと買えた。お互いにブログをリンクしているaskaさんが、この号の付録のことを彼女のブログ「つくる。」の記事で教えてくださったのだ。

 その付録とは、袋とじの特別付録だ。

 袋とじ体験! 豊崎由美さんの書評集『そんなに読んで、どうするの?』の「某大作家先生が激怒した伝説の辛口書評を特別袋綴じ掲載 」以来の体験だ。

 今回の袋とじの中身は・・・
『謎の新人“シャイニング中村”が描く、中村光パロディ『最聖☆戦隊ホーリーメン~逆襲のマーラ~』スペシャルブックレット付き』! 

 これはもう、買うしかない!! 選択の余地なし。だって、仏陀が悟りを開くのを、ことごとく邪魔したけど、結局は失敗に終わってしまったマーラさん(=魔、もしくは悪魔。彼がやってくる事を「降魔」という)の話じゃあ、ほっとける訳、ないでしょう! そんなかわいそうなこと、できるわけないじゃないですか~(笑)

 色仕鰍ッで誘惑したり、恐ろしいものを数々見せたりしたけど、失敗に終わった「悟り阻止」。
 でも、マンガの上ではマーラさんは、誰からも顧みられないがゆえに、だれかに(特にブッダ)かまって欲しくて欲しくてしょうがないから、色気や恐武Sとは別のアングルより攻撃をかけることに作戦を変える・・・あやうし、ブッダ! (そして、あやうし、お笑いコンビ「パンチとロン毛」!)
 3巻で私は、すっかり方向転換したマーラさんがツボに入ってしまい、すっかりお気に入りのキャラになってしまったのだ。

 しかも本誌で連載されているレギュラーな『聖☆おにいさん』でも、マーラさん、ブッダからあらぬ疑いをかけられ、濡れ衣を着せられたりしてるし(笑)

 ところで私はマーラさんの、あの天涯孤独ぶりと、だれかにかまってもらえるためなら手段を選ばなさと、かまって欲しい、気にして欲しい、遊んで欲しい欲望の強さって、なんだか北朝鮮とだぶってしまってしょうがないんですよね。自分勝手な思い込みなんだけど。

 神様仏様、なんとかしてあげてくださいよ、あのひと。と、『最聖☆戦隊ホーリーメン~逆襲のマーラ~』を何回か読み終えたあと、ついそんなこと、神様仏様(イエスさま、ブッダさま)に、こぼしちゃいました。
 いや、もちろん、マーラさんの方が、よっぽどカワイイですが~。

 『最聖☆戦隊ホーリーメン~逆襲のマーラ~』は、いつものように、ページ数のわりに笑いと遊びがぎっしり。脇役の、手書き文字の一言のつぶやきの中にも、「こんなところに笑いのツボが!」と、思わぬ拾い物をするので、ぜひともしゃぶり尽くしてください!

丑三つ時パニックbyKちゃん

2009-05-24 11:15:00 | ファミリー
 以前、格安衣料品店「しまむら」で買い物をしているとき、Kちゃんが「このアホらしい顔がたまらへん!!」と一目惚れしたペンギンの抱き枕がある。

 今朝、Kちゃんを起こしにいったら、その抱き枕が床に落ちていたので、拾い上げてベッドに置いてあげようとしたら、Kちゃんが焦っていた。

 「それ、ここに置かんといて~!!」

 その理由を苦笑しつつ説明してくれた。

 「昨日夜中の2時頃目が覚めたら、(上下)逆向けに寝てたし、ちゃんと寝直そうと思って起きかけたら、ペンギンが落ちてるし、拾お、思たねん」

うんうん。

 「そしたら、なんかイヤ~~な予感がしたねんな」

もしかしてペンギンにムカデが付いてた!?と予想し、私もゾッとする。

 そのイヤ~~なことを思い出したためか、Kちゃんが早口になり次の言葉が聞き取れなかったので、「え? もう一回言って。なに?」と聞き直す。

 「ペンギンの顔が、落ち武者やったねん!」

ひええええ~!! そりゃ、早口にもなるわ~~!

 「本コワ(「本当にあった浮「話」という再現ドラマのタイトル)みたいやろ!」

 まじ、本コワ!

 「もう、夜中の二時半に大パニックで、頭から布団かぶってたねん。落ち武者、こっちにきたらどーしよー、とか、金縛りにあうかも~、とか」

うわー! おかーさんやったら、そんな恐舞フ験、耐えられへん!

 「しかも布団かぶってたら、いままでの「本コワ」の映像が、頭の中で流れるねん! 断崖絶壁で腕を上げた亡霊に追いつめられるとか、カラオケ店で亡霊が出てくるとか。極めつけは『呪怨』の子どもがでてくるしー!!」

うーん、想像力と映像記憶力がいいと、こんなとき不利やねんな。

 「でもいまから考えると、ペンギンに落ち武者って、面白すぎるやんな。顔は落ち武者やけど、カラダはペンギンやもんな」

 さすがはKちゃんの前に現れただけあって、あの世の者ですら、笑いを取ろうとするのか~、とちょっと感心した。

 TPOを心がけた、正しい落ち武者さん! 大丈夫! あなたは成仏できますからー! 気づいてないだけですからー! どうぞ今日の夕方までには、速やかにお家にお戻りくださいませー。南無阿弥陀仏(合掌) 

不思議な少年

2009-05-23 22:47:00 | ノンジャンル
 松山ケンイチことマツケンは不思議な俳優である。

 私が知っているだけでも、『デス・ノート』のL、『デトロイト・メタル・シティ』の根岸崇一(= ヨハネ・クラウザー2世) 、『銭ゲバ』の蒲郡風太郎と、アクの強すぎる役柄ばかり。しかもそれぞれキャラはばらばらで、いかに彼が見事な役作りができるかがわかろうというものである。

 上記のテレビドラマや映画を見ていないので恐縮なのだけど、すべてがなりきり(としか思えない)。個人的には『デトロイト・メタル・シティ』の根岸くん=クラウザーさんは、マンガ以上かもしれない、とすら思う。

 なんだか男版『ガラスの仮面』を見ているようだ。マンガは未だ完結していないけど、現実がマンガに追いついてしまったともいえる。角川春樹はなんというダイアモンドを掘り当てたものか!

 「個性の強いキャラクターを演じることが多いという共通点で、日本のジョニー・デップと評されたことがある」とウィキペディアにあったけれども、なるほど~たしかに!と感心する。素の感じは別だとしてもね。ティム・バートン監督に使って欲しい人でもある。

 ところで、昨日Kちゃんと本屋さんに行った。太宰治特集コーナーに角川文庫で『人間失格』と『走れメロス』があり、その表紙はマツケン。『人間失格』とマツケンがあまりにフィットしていたので、Kちゃんに急いで教えてあげる。
 「マツケンって、(イメージキャラとして)人間失格、そのものやな」と、ふたりであまりのハマり具合に感心。

 太宰と同郷のよしみで期間限定のカバーとなったようだ。マツケンの『人間失格』イメージは、かなり掴まれる。ぜんぜんファンじゃないけど、それでもちょっと欲しい、と思わせるなんて、なかなか。
 

奥手で浮気者?

2009-05-22 17:55:00 | お買いもの
 久しぶりにKちゃんのリクエストで、一瞬だけイオンに行ってみた。その玄関口にあるガチャャ唐ノ、久しぶりにチャレンジした。そして、久しぶりにムキになってしまった。

トライしたのは「100%リアリティ・マインド/ ホントのキミがきっとある」というサブタイトル!?のついた初見のキャラクター、ANIZOである。

 形はすべて一緒のシンプルな人形(ひとがた)だが、色と表情と裏の模様などがそれぞれだ。表側の胴体にそのキャラのタイトル、たとえば「ガラスの心」(そして表情は当然、涙顔)などと書いてあり、裏側には粉々になったピンクのハートが(哀れ!!)

 私は黄色の「問題児」(裏には「ご心配をおかけします」)が欲しくてトライ開始! 「ふんだりけったり」(裏には靴のあとがいくつも!)でもいいぞ! 出ろ!問題児!

 しかし、一回目に登場したのは、ピンクの「奥手」。物陰からこっそり好きな人を覗き見する奴。ホントの私って、奥手なのか?? でも、これ、あんまりいらんかったのに~!

 二回目、やや気合いを入れてダイヤルを回す。出て来たのは・・・紫の「浮気者」!? バックにはハートがいくつも飛んでいる! 
 奥手か浮気者か、どっちかはっきりせいー! 
 ん?? どっちもやてか?

 三回目・・・またもや「奥手」!!
こんなん、二つもいらんし~! それを見て、車で待っていたKちゃん、もう爆笑! 「どんだけ運が悪いねん!!」 

 こうなったら四回したるー!!
 そして出て来たのはセーラーカラーの「清純派」!? 一番しょうもないのがでてしまいよった~!  

 Kちゃんは、複雑な表情で戻った私を一目見るなり、
「悪い予感がするのは、うちだけか!?」
そして4回目のブツをみたとたん、あまりのギャップに爆笑!

 「どんだけ運わるいんや~! おかーさん、日本一運の悪い女なんや~!」と受けまくったあと、ついに立ち上がった。
「しょうがない、ウチがしてくる!」

 そして意気揚々と戻って来た彼女の手に握られていたのは・・・黒いひとがた。おお!!! それは!!!

 「確信犯」!!!

 なんとあなたにぴったりのキャラクターなのでしょうか、Kちゃん!
 ダイヤルを回した本人の、キャラクターの本質を鋭く突いている! ANIZOのマスコットは、意外にも当の本人のキャラをいい当てているのかもしれない。