花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

宝くじのバラ

2011年05月07日 | 学校
こちらはイオンビームを照射したバラの枝を育てたものです。
しかし残念ながら期待した花色の変化は数年経ちますが見られませんでした。
品種はニュードーンとつるバラのアンジェラ。
変化が見つからなかった場合は枝の先端を切って
まだ伸びていない脇芽を伸ばし、
その芽から咲いたバラに変化がないか調査します。
なぜなら全ての芽から枝が伸びたり開花しているわけではないからです。
それにしても突然変異育種は宝くじを買うようなものです!

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「藍染め」古くて新しいジャパンブルーを目指して!

2011年05月07日 | 学校
ジャパンブルーといえばサッカー日本代表のユニフォーム。
日本が世界に誇る神秘的な青い色、「藍」です。
藍は今から約1500年も前から日本で栽培されているそうです。
しかし最近は工場で大量にできる人工色素におされ、
天然の藍は減少の一歩をたどっています。
それでも全国に天然の藍染め工房は数多く存在し、
日本の伝統文化として根強い人気もあります。
チームの2年生が挑戦しているのはもちろん天然色素を得ることのできる「タデ藍」の栽培。
先輩のまねをしてLEDで発芽を早め、生長も促進させようと挑戦しています。
確かにこのように発芽揃いは人工光を照射した方が圧倒的に良いのでみな驚いています。
藍はこのタデ藍の葉を使うのでLEDで得られる葉の量や成分まで変わるかもしれません。
「古い藍を最新技術で蘇らせる」これがチーム2年生の目標です。
夏や秋には自分で育てた藍でハンカチを作ろうとモチベーションは高まっています!



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