花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

藍より青しLED

2011年05月22日 | 学校
チームの温室はあいかわらず素敵なナイトスポットです。
これは青いLEDを浴びて生長するタデ藍の苗です。
2年生の実験ですが、やはり赤の光の方が発芽はよく揃うそうです。
さらに一般的に赤色光は葉を早く大きくさせる効果があるので
葉を染色に用いるタデ藍ならば赤い光の方が効果的なように思われます。
タデ藍はご存知、藍染めの原料となる植物です。
サッカー日本代表のユニフォームであるジャパンブルーです。
植物は青や赤など受ける光の質によって葉や茎に含まれる成分が変化します。
もしかしたらタデ藍の色の元になる成分インジカン(酸化してインディゴ)の量や質が
変わるかもしれません。もし量が増えたら染色家は嬉しいはずです。
青い色を増やすにはイメージとして青い光を照射する。
何の根拠もありませんが、とにかくやってみなければわかりません。
そこで2年生は赤や青などいろいろな光を照射しています。
チームの原動力は知的好奇心なのです!

本日の地方紙にも先週チームが行った種差海岸のサクラソウ保護活動が紹介されました。
ぜひご覧下さい!
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