花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

勝負師

2025年01月26日 | 環境システム科
こちらは2年生が作ったパワーポイント。
音声を吹き込んで、なんちゃって動画風に仕上げています。
これは現在募集中のコンクールに応募するもの。
3年生は明日をもって課題研究は千秋楽。お疲れ様で一段落ですが、
2年生はもうFLORAダービー2025が始まっているのです。
今、彼らが応募しようとしている大会は3大会。
不思議なことにどの大会も動画スタイルが条件です。
先日も話題にしましたが、動画のコンテンツ作りは超面倒。
したがってパワーポイントをベースにした作り方をしているのです。
理由はまだあります。3大会に3作品応募しますが、いずれもまったく違う内容。
なぜなら2年生は3人いるので、2024年は3つの研究が動いていました。
ちょうどまとめの時期、それぞれが自分の研究を評価してもらいたいので
各自で挑んでいるのです。誰かの馬にみんなで相乗りしてもいいのですが
圧倒的に自分の馬を走らせた方がモチベーションアップ。
面白いに違いないからです。
こちらは最初にできた作品。まもなく出走となります。
それを追って来週には2作目、3作目も完成予定。
どのレース場で行われるどんな大会にエントリーすれば一番自分が輝けるのか?
自分を客観的にみることも勝負師としての大切な能力です。
コメント

名農版「緊急事態食料安全保障対策」発動

2025年01月26日 | 学校
4月、初めて名久井農業高校に入学した1年生は
慣れない農業高校スタイルの学習にドキドキしながら過ごすことになります。
しかし6月、最初に感動するのがサクランボの校内販売。
皆さん学校で栽培したサクランボを買おうと並びます。
そして夏にはモモ。JーGAP認証もとった高品質の夏の味覚です。
このように年中フルーツが販売され、また自らも購入するようになると
生徒は「名農に入学してよかった」と、
そして職員は「名農に勤めていてよかった」と感じるようです。
さすがは自他ともに認めるフルーツの里南部町を牽引する農業高校です。
さて1週間ほど前、冬なのに「名農でよかった」と思う出来事がありました。
なんと玄関でハクサイとキャベツの販売が行われたのです。
東京の方では1球1000円前後もしていると聞きます。
また地元のスーパーマーケットでも例年の何倍もの高値です。
そんな大変な時期に名農が校内で備蓄していた野菜を緊急放出したのです。
このように高値になるのを秋から見越していたのでしょう。
さすがは農業高校。ちょっと重量野菜なので持ち帰りが大変ですが
みんなありがたいと話していました。
夏でも冬でも「名農でよかった」。
来月中旬には高校受験のための願書受けが始まります。
中学生の皆さん、そして保護者の皆さん。名農はいいところですよ!
コメント