花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

AQUA 延命

2025年01月19日 | 環境システム科
FLORA HUNTERS AQUAとして正式に活動を始めたのが2023年4月1日。
先輩のHUNTERSとは違い、7名全員が水と農業に関する研究に着手したことから
名前をAQUAに変え、精神は引き継ぐものの新しい研究チームとして再結成し、
さまざまな技術開発に取り組んできました。
節水型ミスト栽培、富栄養化池沼の液肥化、フレッシュウォーターカーボン、
緑化を支えるデュアルシステム、水で冬と夏の温室栽培を可能にするHot&Coolなど
その内容はユニーク。いずれも何らかの形で全国から高い評価を得ています。
そんな彼らですが2月1日の国連大学での発表会がファイナルステージと思っていましたが
何と延命の朗報が飛び込んできました。それが毎日地球環境賞。
実は大先輩のTEAM FLORA PHOTONICSが2014年に大賞、
レジェンドであるBubble Boysが奨励賞、
そして先代の環境研究班が2022年に大賞を受賞している馴染みの賞です。
今回は3位に当たるSDGs未来賞の受賞とのことで
2月22日に毎日新聞大阪本社で受賞し、発表することになりました。
約3週間の延命ですが、発表から返ってくると週末は卒業式。
まさにラストショウです。この写真は2022年に大賞を受賞した環境研究班。
この時も最後なので6名全員で青森空港から大阪まで飛ぼうとしているところです。
今年も卒業式直前ですが、同じようにAQUA解散の記念として
全員参加できればと考えています。
まずは延命したTEAM AQUA。もう少し楽しめそうです。
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もう少しの辛抱です

2025年01月19日 | 学校
昨年暮れから寒波の中にいる青森県。
毎日のように青森市や弘前市など津軽地方の大雪のニュースが流れています。
それに比べ太平洋側の南部地方は、雪は降りますが
津軽のような深い雪ではありません。
したがって出張や遠征で津軽に行くことになった人は
果たして自動車はすれ違えるのか、
歩道は歩けるのかなどみんな不安になるようです。
太平洋側は雪は少ないけれど気温が低くなるのが冬の特徴。
先日も氷点下約7℃になっています。
そんな冷気寒気の中に建つコンクリートの校舎は冷凍庫。
教室こそ暖かですが、一歩廊下に出ると凍えそうです。
2025年の大寒は1月20日。そう明日です。
青森県はこの時期になると思い出す気象災害があります。
それが雪中行軍。映画「八甲田山」になった陸軍の遭難事件です。
201名中、199名が猛烈な吹雪と寒さで亡くなるという悲劇が起きたのは
明治35年の1月23日。実は観測史上、日本で最も低い気温を記録したのは
明治35年の1月25日。北海道の氷点下41℃です。
本当に運が悪いとしかいいようがありません。
「天は我々を見放した」
映画で北大路欣也さんが叫んだ名台詞が言い当てています。
そこまでは寒くありませんが、農場の植物たちはまさに試練の真っ只中。
2月2日は節分、そして2月3日は立春。もう少しの辛抱です。
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