花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

巴戦

2025年02月06日 | 環境システム科
こちらは2年生のFLORA the Ⅲrdの3人。
3人揃って何をしているのでしょう。
それは面接練習。実は冬休みから取り組んできた
農業クラブのFFJ検定上級の試験が明日行われるからです。
筆記テストもありますが、そちらは大丈夫とのこと。
どうやら彼らの心配は面接のようです。
面接の内容は研究ついて。自分で取り組んできたことだから、
知らないことではないのですが、緊張するらしいのです。
先輩のようにいろいろな大会に出場すれば質疑応答があるので
次第に慣れてきますが、2年生のほとんどがまだ未経験。
したがってこのように3人がトランプの「ババ抜き」をするように
ぐるぐると質問しあっているのです。これもFLORAの流儀。
誰が答えに詰まるかを楽しんでいるように見えますが
みんな必死。「巴戦」です。でも良いところもあります。
たった3人しかいない彼らたちは
いつもお互いの調査や分析を手伝ってきました。
そのためどんな内容でどんな成果が出たのかを知っています。
つまり相手の回答が間違っているか、またどう答えればわかりやすいかを
第3者の立場でアドバイスできるのです。
3人揃えば文殊の知恵。いい回答を見つけたかもしれません。
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下克上

2025年02月06日 | 環境システム科
先日、環境系の全国発表会に出場した
3年生のFLORA HUNTERS AQUAについてご紹介しています。
ここは会場である国連大学。
彼らがここにきたのは1年前の同大会ですが、
おもちゃのブロックを積み上げたような特徴的な建物なので
記憶に残っているようです。週末だからでしょうか、
入り口前の広場ではやはり今年もファーマーズマーケットが開催されていました。
小さなリンゴが1個450円。今年のリンゴは青森県でも高値ですが
やはり東京は半端ない高級品でした。
さてこの大会には全国8ブロックから選ばれた2チームが出場します。
つまり全部で16チーム。今年のFLORAは東北の2番手としての出場です。
ブロックを勝ち抜いてきたので、全チームとも優秀賞をいただく権利を持っていますが
全国大会ではさらに上位の8チームには特別に表彰してくださいます。
そこでどのチームも上位に入ろうとやる気満々で臨んでいます。
しかしFLORAはブロックの2番手。
いわばBブロックなので上位に食い込むためには、
どこかのブロックの1番手を追い抜くしかないのですが
下克上なんかそう簡単にできるものではありません。
記念すべき10回大会は熾烈な戦いになりそうです。
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イメージチェンジ

2025年02月06日 | 環境システム科
3年生が卒業し、11年間活動してきた環境研究班も姿を消えてしまいました。
ところで環境研究班が作るパワーポイントといえば濃い青の壁紙。
左上のものです。これは2015年、環境システム科1回生、つまり初代環境班のもの。
この壁紙はphotoshopを使って自作したオリジナルで、
バイオエンジンを完成させた彼らは、農業クラブ東北大会で披露しています。
また左下は2018年の3年生が12月に校内と地元の中学校に招かれ発表したもの。
この年、男子はストックホルム青少年水大賞で特別賞を受賞しましたが
こんな柿の研究もしていました。この年をもってTEAM FLORA PHOTONICSが
解散となったので、これが最後の発表になりました。
壁紙は珍しく黒。おそらく黒はこの時が初めてだったはずです。
しかしお気に召さなかったのか、その後結成されたFLORA HUNTERSも同じ濃い青。
黒を用いることはほぼありませんでした。
今まで岩手県や宮城県の農業高校に講師として招かれ、研究のノウハウや図表の作り方を
何度か説明してきましたが、図表はやはり濃紺のような濃いものが主流でした。
さて今度は右。これがまもなく農業系の大会で披露されるパワーポイント。
明るい青、明るいクリーム、この他に明るいサーモンピンクを使うなど
大幅にリニューアルしています。明るさ、軽さを演出するのが目的で
重厚な先代に比べると、かなり大胆なイメージチェンジです。
今はまだ試験的なものですが、清潔感を維持しながらPOP感を出せたので
もしかしたら2025年の栽培環境班FLORA the Ⅲrdから用いるかもしれません。
このように新旧研究班を比較すると1番驚くのが画面のサイズ。
4:3と16:9。ずいぶんイメージが違うものです。
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