花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

環境研究班の歩み

2025年02月07日 | 環境システム科
環境省主催のこの全国大会は今年で10年目。
記念すべき第10回大会になります。
そういえば環境研究班は今年結成11年目。
つまりこの大会への参加記録は、
環境班FLORAとしての歩みを示していることになります。
そこで調べてみると、初代環境研究班がサクラソウ保全活動をテーマに
なんと第1回大会に参加していました。ところが第2回大会にはエントリーしていません。
おそらく今のように方向性がまだ決まっていなかったのではないでしょうか。
第3回からは連続エントリーしています。
しかし毎年全国大会に出場しているわけではありません。
第6回、第8回大会は東北予選で散っています。
そんな歩みをまとめてみると全国大会に出場したのは全部で6回。
そのうち1位である環境大臣賞は第7回に、3位は第5回と昨年の第9回に受賞しています。
残りの3回は上位入賞が1回、上位に入れず優秀賞に甘んじたのが2回でした。
客観的にみると環境研究班は確かに常連高のひとつではありますが
結果はこのように不安定。常勝高ではありません。
つまり相手の次第では上位入賞すらできない可能性があることがわかりました。
今年は東北2番手。上位に食い込むにはかなり厳しい状況です。
さてこれは前日のリハーサル風景。発表を担当する4名のフォワードたちが
念入りにマイクや立ち位置をチェックしています。
発表は1チーム10分、それが全部で16チームあるのでかなりの長丁場。
体力勝負の耐久レースになりそうです。
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タイムカプセル

2025年02月07日 | 学校
先日、土肥実験室を少し片付けようと
戸棚からいろいろな紙袋を引っ張り出しました。
するとどうでしょう。中から懐かしいものが出てきました。
まず透明のシート。ご存知、OHPに使うTPシートです。
かつて農業クラブの発表では、県大会以上はスライドを使いました。
しかしお金がかかるので、校内ではOHPが一般的でした。
大昔は専用の油性ペンで手書きしていましたが、
今回見つかったのはコピーで文字を焼き付けたもの。
まだパソコンのない時代です。活字を切り貼りして図表を作り
コピーしたタイプで、比較的新しい時代のものだと思います。
右の赤い手帳は「農場手帳」。実習の際、先生の説明などを書く
メモ帳のようなものです。さらにこれらの下にあるレポート。
個人名を隠していますが、左は農業科の生徒のもの。
右は園芸科の生徒のものです。
農業科、園芸科は昭和時代の名農を牛耳っていた2大学科。
どちらの学科も今はありませんが、たくさんの卒業生を輩出しています。
紙袋はタイムカプセル。しばし眺めてしまいました。
さあ今日は2年生の農業クラブのFFJ検定。
緊張せずに臨んで欲しいものです。
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