花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

一難去ってまた一難

2022年03月16日 | 環境システム科
月曜日からメンバー総動員で水質測定に取り組んでいるフローラハンターズ。
予定では4日間続きます。なかでも測定する区が多いのが昨日までの前半2日間。
全員が午前中、ほぼ休憩なしで取り組みました。
これはその時の様子。みんな手分けしながら測定しているのがわかります。
やはり数の力は大きく、ほとんどが順調に進んでいましたが
なかにはまた頭を抱えたメンバーもいます。
それが塩素の測定。ベントナイトとカオリナイトという2つの粘土を
水に浸漬した区がいつまでたっても粒子が浮遊して測定できないのです。
こんなこともあろうかと今回は、ろ過もしてみましたが
何度やっても澄んでくれません。結局、1日たっても改善されず
測定できませんでした。24時間後に再挑戦しますが
前回の実験では1週間経ってもだめでした。困ったものです。
ところが同じ土に石灰質資材を投入すると
不思議なことに濁りがなくなります。これはどうして何でしょう。
また沈殿した土壌がビーカーの半分ぐらいの高さのものもありますが
底からわずか数センチと低いものもあります。
どうやら投入した石灰質資材によって異なる感じ。
やればやるだけ不思議なものを目にしているフローラハンターズです。
さて今日は学会主催の発表会。丸一日拘束されます。
しかしそれをチャンスととらえ3日目の実験も同時並行で決行予定。
Jr.も巻き込んでしまうかもしれません。
さらに発表の合間をぬって今月下旬に行われる東京と沖縄をつないで
行う三和土交流会の準備も行われます。講師はもちらん彼ら。
忙しい中、今が正念場のフローラハンターズです。
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