ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

七夕

2005年07月07日 | ムンカミ日記
今日は七夕である。七夕というとカラフルな短冊に願い事を書いて笹竹に括りつける、というのが定番で今まで何の疑問も持たずにいたけれど何だか急に気になってきたので、いつ頃から始まった風習なのか調べてみた。すると「ハッキリとした事はよくわかっていない」ようだ。しかし中国から流れてきた風習である事には間違いないらしい。
6~7年前に友人と真夏の暑~い台湾を旅行した時の事、臭豆腐の臭さで頭が痛くなりそうな街の至る所になぜか安っぽい造花を売る屋台がたくさん出て、そしてなぜか若いカップルがその造花を幸せそうに持って歩いていたので不思議に思っていると「今日は七夕でバレンタインデーなんだよ」と現地の人が教えてくれた。はぁ?
その日が旧暦の7月7日だったので七夕だという事は解るが、バレンタインデーってどういう事?と尋ねると「チャイニーズ・バレンタインデー」と言って、台湾では七夕の日に男性から女性に花が贈られる習慣があるという。花といっても造花だが。
ふうん...言われてみれば織姫と彦星が年に一度だけ逢う事を許された日じゃけぇ、日本の風習よりそっちの方が合ってるかもね。なんて思いつつ帰国してから調べてみたらその風習ってそれほど古くはなく、花を贈るようになってからまだ十年経つか経たないか位だという。花屋の陰謀という説もあるくらいだ。
日本でいうと3/14のホワイトデー(お菓子業界の陰謀)ってところかな。

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