ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

桜島の火山灰

2011年09月16日 | ムンカミ日記
最近また桜島の火山灰がすごいらしい。
そのニュースを見て思い出した。

今から何年くらい前だろう、おそらく25年とか
それくらい昔のことなので記憶が曖昧だが
ワシは鹿児島港でフェリーの甲板にいた。

出港前に外の空気を吸いに甲板に出てきたのだが
何だか急に空が曇り始め、ザラザラと音を立てて
砂のようなものが降ってきたのでたいそう驚いた。

昼間なのにあたりは夕方のように薄暗くなり、
車はライトを点けワイパーを動かして走っているし
人々は傘をさして口にハンカチをあてて歩いている。

「すごいな~これが火山灰か。。。。
 紙や木を燃やした灰とは全然違うんだ。」

とカルチャーショックを受け、しばし甲板で
豪灰の街を観察していたワシであった。

父の実家に行った時だったのか、喜界島に行く
途中だったのか、全く覚えていないが、この灰の
すごさは鮮明に覚えている。



画像は鹿児島名物の「白くま」

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