教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

GDHがタブリエとの資本提携を解消

2009-03-31 01:04:36 | オタネタ全般
↓以下のニュースをmuraさんのサイトで知った。

> アニメ製作、オンラインゲーム運営のGDHは、3月30日づけで、タブリエ・コミュニケーションズとの資本提携を解消することを明らかにした。

あくまでも良く知らないので多分だが・・・

タブリエのように非上場で時価のなさそうな会社の株をもっている場合は、会計上は取得価格で資産計上するんじゃないかと思う。
そーなると、上場廃止を決める基準日の最後の日となる3/31に売却すると、売った瞬間に売却損が発生するので、上場廃止の危険(債務超過の条件に抵触)がさらに増すはずだ。

なぜ4/1ではなく3/31に売却する必要に迫られたのか、かなりフシギだ。

第3四半期決算に記録されている12/31時点の手持ちの現金に対し、今回の売却金額はおよそ4%でしかないので、そんなに大きな手持ち資金が増えるわけではない。
しかし、GDHの手持ち資金はここのところどんどん減っているから、12/31の状況よりさらに厳しい可能性もある。
ひょっとすると、3/31期限の借り入れがあり、それの返済に困るほど手持ち資金が枯渇しており、グウの音も出なくなって投げ売りするしかなかったとか、そんなふうにも考えられる。
(だとしたら、このまえの増資を断ったのは正解だったのだろうか・・・)

いまは時期が悪いから銀行も債務超過の企業には金貸せないからねえ。

(銀行には銀行の事情がある。手持ちの株式の評価損が大きいと、その分だけ自己資本比率が下がる。これがあまり下がりすぎると業務に法律上の制限が出るので、ハイリスクな投資は全部引き揚げて国債でも買ってじっとしておくしか手の打ちようがなくなる。そうすると貸し倒れの危険性が高い会社にはカネは貸せない)

いずれにしても、しばらく注視する必要がありそうだ。


過去の業務提携オフィシャルリリース
http://www.gdh.co.jp/news/20060330.html
  ↓
業務提携解消オフィシャルリリース
http://www.gdh.co.jp/ir/press/pdf/090330.pdf

個人就活blog (本記事の引用元)
http://japanimation.blog72.fc2.com/

引用元の引用元(と思われる)
http://animeanime.jp/biz/archives/2009/03/gdh_22.html



追伸:
GONZO関連ニュースは "個人就活blog" をチェックするのがイチバンいい

ヘルシング と ナチ哲学

2009-03-31 00:11:45 | オタネタ全般
先日、ヘルシングの単行本最終巻が発売された。(※1)
DVDのいちばんヤバげな4~5巻も発売され、海外でも配られた。
なので、そろそろ書いてもいいかな、と思うことがあるので書いてみた。

すなわちタイトルにあるようにヘルシングとナチ哲学との関係である。

ヘルシングの敵役はナチの残党である。
べつにそれだけなら逆卍が出るのがせいぜいで別にかまわん。
もちろん敵役なのだからナチ賛美にもならないので別にかまわん。

しかし!

ヘルシングはナチ哲学を実に良く研究している。
ヘルシングはナチ哲学を理解するのに実に役にたってしまうのだ。

わたしもそんなに詳しいわけではないので何なのだが・・・
(と、あらかじめ断っておくので(笑))

ナチ哲学の1つに
「戦争し、戦争に勝ち、戦争の高揚感を得、そしてそのためにまた戦争をする」
という感覚がある。

これはまさにヘルシングで体現しているものそのものである。
これがどういう意味かというのは作品を見るのがイチバンだと思う。これこそ百聞は一見にしかずだ。

作者は実に表現が巧い。
だからこそ、わたしはヘルシングを読むと背筋が寒くなるほどの恐ろしさを感じる。
ナチについてそんなに詳しくないひとは、そんなふうには感じないようだが。

わたしはヘルシングは実におもしろいと感じる。
別に発禁にしろとか有害図書指定しろとか言う気はさらさらない。
だが、しょーもないことで過剰反応する左翼の市民団体が騒ぎ立てたらエラいことになりそうな気はするので、ちょいと気にはなっていたのだ。



ついでに・・・

ヒトラーはニーチェから強い影響を受けているわけだが、ニーチェの思想を表面だけナナメ読みして勘違いすると見事にヒトラー思想ができあがる。
おまけに、ニーチェの著作、たとえば “ツァラトゥストラはこう言った”(※1)などはヒトラーのように勘違いしやすいような比喩で書かれている。
だからニーチェ思想はナチに直結するわけではないと断っておく。

じつは、ヒトラーの思想は韓国人の思想と実に近い。

たとえば、ヒトラーはアーリア人種による純潔というものを大変重視し、スラブやユダヤや有色は劣等であると説いた。
韓国人は「我が民族は~」という言い回しを大変好み、「日本人より~」という自画自賛の表現を非常に良く使う。

ヒトラーは国内の諸問題は全てユダヤ人によるものであると説いた。
韓国人は外交から経済から教育から軍隊から、はてはスポーツにいたるまで、韓国人が望む結果が得られなかった場合には全て日本人のせいであると決め付ける。(アメリカ人のせいにすることもたまにある)

ヒトラーは思想家や芸術家を敗退芸術などと称して迫害したり、ナチ以外の政党を非合法化したりと、思想統制を行った。
韓国人は朝鮮併合前後の世界情勢やら慰安婦の言動の正当性やら、はてはキム・ヨナの被害妄想に至るまで、すべてにおいて事実を検証することすら否定し、韓国側の主張を受け入れない者は人格的に問題があるかのような非難を行う。思想統制さながらに。

ヒトラーの説く国家社会主義は全体主義であり、それゆえに全体として統制のとれたプロパガンダを大変重要視する。
韓国人のワールドカップやWBCの醜態を見たらあまりにソックリで恐ろしくなる。

韓国人は日本人のことをヒトラーさながらの鬼畜だとでも言いたいかような言動を繰り返すが、わたしからすれば韓国人こそヒトラーの亡霊にとりつかれた哀れな病人に映る。



【※1 ヘルシング】
HELLSING
平野耕太
ヤングキングアワーズ
全10巻(完結)
http://www.amazon.co.jp/hellsing/s?ie=UTF8&keywords=HELLSING&rh=i%3Aaps%2Ck%3AHELLSING&page=1
(過去の記事(※3)で少佐の演説のMAD風のを書いてみたので興味があったら見てちょ)



【※2 ツァラトゥストラはこう言った】
ニーチェが聖書に対抗するために書いた物語。
例の有名な「神は死んだ」発言もこれに出てくる。
何の比喩でその表現が使われたかイチイチ勘ぐって読まないと話の意味がわからないので、かなり読むのに疲れる。
わたしも途中までしか読んでおらずほったらかし(笑)。
↓これはわたしが持っているのではないがそう変わらんだろう。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E8%A8%80%E3%81%A3%E3%81%9F-%E4%B8%8A-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9D%92-639-2/dp/4003363922/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1238170405&sr=8-2



【※3 少佐の演説のMAD風の】
ヘルシングの少佐の演説(アニオタ改変版)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090126