教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

不安な仮想ゲーム(笑)

2011-06-07 00:01:21 | オタネタ全般
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52465454.html

> 不安な仮想ゲーム

> 人気の恋愛シミュレーションゲームに、
> 結婚を前提に付き合うというという機能が加わった新作が発売されるようだ。
> ゲーム上で彼氏、彼女をつくって楽しんでいる若者は多いと思う。
> 最初は仮想の物だと思っていても、のめり込みすぎると、
> 現実の恋愛や結婚に興味を持てず、仮想社会の中にひきこもってしまうことはないのだろうか。
> 生身の人間が相手の現実は、ゲーム通りにはいかず、ゲームとのギャップが生じるからだ。
> 私は現実と向き合いながら生きていきたい。

> 大学生 岡本 玲奈 19






はっはっはー。
片腹痛いとはこういうことですわい。



こいつの言うように、わたしは現実と向き合っていないと言えるのだろうか?

恋愛シミュレーションゲームに夢中になっている当の本人たるわたしが答えようではないか!



先日、お見合いをした。
何度かデートもした。

だが!
この女を千早(とある恋愛シミュレーションゲームのヒロイン)より好きにはなれないと、いや千早の1/100も好きにはなれないと悟り、断った。

かつて人生について考えた。
自分はこれからの人生をどう生きたいか考えた。

そして結論を出した。
定年後に1人で住むためのマンションを既に買った。
人生を賭けてギャルゲーと共に生きる決意をした。

これが現実と向き合っていない男のすることだと思うか?

わたしのほうが遥かに現実をシビアに見ておるわい。
ゲームに本気になったことがない女ごときが笑わせるわ!



何かの映画(カサブランカかも?)と思うが、次のようなセリフがあった。
モロッコに行くなら財産を処分してから行きなさい、と。

モロッコに行ってしまうとヨーロッパには帰ってくる気を失くすから、モロッコに財産を全部持っていけという話である。

ギャルゲーも同じである。
こちら側に来た者の多くはこちら側に棲みつき、そして元に戻ってゆくものは多くはない。
それは現実の魅力がたかがゲームにすら負けている証拠である。

魚が進化して陸に上がったように、陸に上がった動物が海に戻った例はクジラや亀など極少数派であるように、ギャルゲーと共にあれば生きていける能力とは、人類が進化の過程で獲得した先進的能力なのだ。
先進的能力を獲得したニュータイプである我々と、旧人たる彼女らとの間には、進化の過程で生き残るか淘汰されるかというレベルの深い溝ができてしまうことに大変な哀れさを感じるほどである。

ただし。
モロッコに行くのに財産を処分してからにすべしという提言と同じように、ギャルゲーをするのに現実の彼女を処分してからにすべしとは言わない。
不動産などは不動産登記法や宅建業法などがあってカンタンに財産を処分できないから、予め処分しておく必要がある。
しかし、現実の彼女はたかが電話1本で処分できる。
現実と向き合った結果はそんなものだ。