教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

中国株は粉飾株

2011-06-10 00:04:01 | 経済/経済/社会
米市場で中国企業株急落、ブローカーが購入資金貸し出し停止
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21607620110608



↑このニュース、世間では意外に注目が薄いようだがけっこう注目に値するニュースだと思う。

ようするに何が書いてあるかというと・・・

・中国株は全て粉飾の疑いがある
・だからうちのお客が中国株の信用取引をするのはオコトワリだ
・と、複数の業者が言い出した

・・・ということだ。



最近は中国経済がクールダウンし始めた(景気が後退し始めたという意味ではなくて、成長速度が弱まり始めた)と言われはじめた。
でも中国政府は経済を活性化させなければならない理由がある。
経済が急成長しているからこそ国内の不平不満を表沙汰にさせず押さえ込むことができているという側面があるからである。
ここが中東と違うところで、だからジャスミン革命は中国では起きなかった。

それがクールダウンし始めたということは一体どういうことかというと・・・?

中国からすれば少々ムチャなやり方で成長速度をそれなりのレベルに維持しようとするのは容易に想像できる。

たとえばどうやるかというと・・・?

たとえば粉飾とか。

もはや疑いの目は個別株ではなく中国株全体に向けられていると言ってもよかろう。

そもそも中国は役人の袖の下が法を優先する国であり、ある意味で世界で最も粉飾決算の都合の良い国でもある。
まあ中国は韓国の親分だし・・・と言えば、粉飾しそうな勢いの酷さはわかる人にはわかろう。

かつてアメリカでエンロンが粉飾して大騒ぎになったことがある。
そのときアメリカで電気やガスの業界全体が当然粉飾をしているに違いないというレベルで疑われたかというと、決してそんなことはなかった。
アレとコレとでは疑われ具合がまるで違うのだ。



中国株なんて買ってある日突然に大損したとしても自業自得ですよ~。
「新興国はこれからどんどん成長するんだ~!」
というマスコミの論調を鵜呑みにして中国株を買いに走る人は好きにしなさい。
わたしは絶対買わないので。