教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

マトモにゲームで遊べない時代がやってくる

2011-07-28 00:01:39 | オタネタ全般
【新聞投書】「任天堂株を200株保有してるんだけど・・・」 → 「損切りしましょう」
http://blog.esuteru.com/archives/4132053.html



↑こんなニュースもあるように、昨今はゲーム業界は低調である。
その低調さの代表格は任天堂になるのかもしれない。

なぜ任天堂株が低調なのか?

リンク先のレスにもちょいと書いてあるが、昨今はゲーム機とソフトを買ってゲームする時代から、スマホの無料のゲームで遊ぶ時代に代りつつあるからだ。
つまり、ゲームハードの元締めというビジネススタイルは既に終わりを告げかけていると市場に判断されているからだ。



わたしもゲームは好きでよくやっているが、モバゲだけはハナからやる気がまったくしない。
あんなモノでマトモに遊べて充実感を味わえるとはこれっぽっちも思わないからだ。

ゲーム愛好家の眼から見てもモバゲが流行るリクツが全くわからない。
おまけにあんなモノに対してふつうにゲームソフトを買えるほどにまでアイテム課金で貢ぐなど、パチンカスより少しマシなくらい愚かとしか言いようがない。

・・・ということをモバゲで遊んでいる男に話してみたのだが。

意外な事に、的確な答えが返ってきた。

「携帯のゲームは電車の中とかでヒマつぶしにちょっと遊ぶのがいいんだよ。あんたみたいにガッツリのめり込んで遊びたい人には全く向かないものだね」
という。

なるほど。
超納得した。



わたしがよくゲーセンでよくやるシューティングで有名なケイブという会社がある。
シューティングゲームという超ニッチ市場の王者でもある。
ちなみにジャスダック上場企業でもある。

そんなシューティングみたいな超ニッチ市場だけで果たして生き残れるものやら・・・

ファンも含めて皆がそう思う。

この会社、かつてはなぜかジュエリーなんてのも手がけていたが、いつの間にやら切り離していて無くなっていた。
それだけ見ると、本当に売りが他になさそうに見える。

しかし!

実はモバゲ「しろつく」のメーカーでもある。
めちゃめちゃヒットしたらしい。
調べてみたらモバゲやったことなくても聞いた事あるほど有名なモバゲをいくつかリリースしていた。
決算短信を見ても当然にモバゲが稼ぎ頭になっている。

先の話しかけたモバゲ男も、この「しろつく」をやっていた。
もちろん、ケイブがシューティング界の神であることなど露ほども知らん。



これからは我々のような者は減るだろう。
時にシューティングをプレイすれば全神経を集中して敵弾をかいくぐり、
時にRPGをすれば体力の限界まで寝食を削って洞窟に潜りつづけ、
時にギャルゲーをすれば人生を賭して共にヒロインと歩む、
そんなゲーマーは旧世代の人類と呼ばれるようになろう。

そして、こういうヒマつぶし程度にちょっと遊ぶ程度のゲーマーが時代の大勢となろう。

そうなれば我々は肩身が狭い。
我々がマトモに遊べるゲームが新しくリリースされる望みがなくなるからだ。

すでにケイブのシューティングだって、
「ファンサービスでやってるだけでハナから儲けるつもりはないんじゃないか?」
と言われているくらいなのだから。

(いちおうこの意見に反論しておく。決算短信を読めばケイブはシューティング界ではトップブランドとして君臨できているということに無形資産的な価値を見出しているのはわかる。なので先の意見は必ずしも正しくはない)