教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

ゴールドライタン量産機仮説

2012-11-09 00:26:16 | オタネタ全般
ゴールドライタン。
なんであんなに角ばってるんだろ。

そう。
あの躯体を見たものは誰しもそう思う。

それはなぜか?

普段はライター型に納まっているからだ。

いやそれは違う。
ならば変身後も角ばっている必要はないではないか。

では真の原因は?

その前に1つ確認しなければならないことがある。
悪の組織のメカは曲面を多用している。
そう、悪の組織側は角ばっていないということだ。

それで何か違うのか?

違う。
外装は曲面にしたほうが応力に強い。

炭酸のペットボトルは必ず曲面形状だ。
お茶のペットボトルみたいな平面の組み合わせで構成したものに炭酸飲料を入れれば必ず爆発するだろう。

そうなのだ。
悪の組織のほうが外装は高度な設計が施されているのだ。

ゴールドライタンもっとがんばれ!
いや、ゴールドライタンの設計者もっとがんばれ!!

そう言いたくなるのはわたしだけではないはずだ。

ならばなぜ手を抜いた?

きっとこれにはわけがあるはずだ。

ではその理由とはいかに。

それはだな。
板金加工で平面を組み合わせて外装を作るより、ただ板金を切っただけのものを箱型に組み立てたほうが、圧倒的に生産性が高いという利点があるということだ。

芸術作品のような零式艦上戦闘機。
そのかわり高度な加工技術を持つ職人がいなければそれを実現できない一品モノに近い設計。
そして操縦者にも神業的腕前を要求する。

対して、ただの工業製品。
だが工業製品らしく大量生産に向いたグラマン。
そして平均的な訓練を受けた操縦者なら誰でも安定してそれなりに使いこなせるコンセプト。

これはその違いなのだ。



資源に乏しいスペースコロニーを領土とする国家の設計した、外装の加工に苦労するがそのかわり資源の割に高性能なザク。
資源を使いたいほうだいの重力に魂を引かれた地球連邦は、高価な素材の性能に頼りきった加工が用意で量産性に優れたガンキャノン。

どうだ、ゴールドライタンだけの話ではないかもしれないのだ。



ゴールドライタンは強い。
未だにあの手刀に勝てる敵は現れてはいない。

しかしだな。
ゴールドライタンの本当の強さはそこではないのかもしれないのだ。

そう、1万機くらいカンタンにゴールドライタンを用意できてしまうかもしれない、その驚異的に量産性に優れた躯体が真の強さなのだ。