日本が財政破綻するぞ!
って本があったのだが・・・。
内容がムチャクチャすぎてワロタwww
ちょっと立ち読みした程度なのだが、覚えているかぎりでいくつか記したい。
あくまでも立ち読みの斜め読みなので正確ではないかもしれないのでご了承いただきたい。
ちなみに日本財政破綻ネタでは藤巻氏が有名だが、この人の本ではない。
(1)
『ゼロ金利は人類史上初のことで、世界大恐慌のときでさえそうならなかった』
世界大恐慌のときは金本位制だった。
無理やりにでも金にペッグさせなければならなかったので、実体経済の実力に対して不相応な高金利が設定されていた。
だから世界大恐慌のときにもゼロ金利にならなかったと言うのは引用としてインチキ。
(2)
『ギリシャでさえ日本ほど財政は悪くない』
ギリシャはユーロという外貨建ての借金だからくたばったわけであり、日本とはわけが違う。
アルゼンチンはドル建て国債を発行してくたばったことがあるが、国の借金は外貨建てのときが特に危険なのだ。
日本は困ったら万札を印刷して返せばいいんだからギリシャにはなりはしないさ。
実のところ、明治維新や西南戦争や日露戦争のときはガッツリ外国から借金してたからそっちのほうがガチでヤバかったんじゃないかとすら思う。
(3)
『日本の国家債務はGDP比200%以上で人類史上最も悪い』
半世紀以上前だが、イギリスの国家債務がGDP比260%になったことがある。
これがわたしの知る限りのワールドレコードであり、日本が人類史上最も悪いわけではない。
(4)
『日本は史上初の計画倒産をすべきだ』
かつてロシアは通貨危機のときに自国通貨建て債務にもかかわらずデフォルトしたことがある。
これはお札を刷ってハイパーインフレにするよりも計画倒産したほうが社会不安が少ないと読んだためと言われている。
まあ少なくとも国家の計画倒産は今やっても史上初にはならない。
(5)
『アメリカはドルを廃止し、カナダとメキシコとともに穀物や貴金属に裏打ちされた価値を持つアメロにする』
現物(金とか)にペッグした通貨はうまくいかないことは世界大恐慌のときに我々は経験済だ。
財政統合しないまま通貨統合してもうまくいかないことはユーロで経験済だ。
というか、アメロって単語、
「NASAは月に行ってない!」
説と同程度な都市伝説級の逸話であり、ウサンクサイこと極まるんだけど。
まあそれでも日中韓で通貨統合しろというバカよりはまだマシかもしれんが。
(6)
『風力発電は原発20機を置き換えられる。日本は自然エネルギーで再生できる』
風力の発電量は風のふくまま気のむくままで、風力発電だけ増やしても原発を代替することはできない。
だからいまEVの家庭用バッテリーの充放電を利用して平準化しようとしているんじゃないか。
必要な物量の風力発電を建てるより、そっちのほうがよほど解決の難易度が高いんだよ。
自然エネルギーは政府の補助金がなければやってられない。
そして補助金を潤沢に出せるときは財政に余裕があるときだけだ。
太陽電池の設置で世界をリードしていたスペインを見たまえ。
財政が破綻するときにそんなことができると思っているのかこいつは。
自然エネルギーってのは、そこに自分の銭を投下したヤツに比べて、自分で何もやってない口だけのヤツが桁違いに楽観的で、それに対してあまりにも温度差が激しい。
いま太陽電池メーカーが次々につぶれているのを知らんでそんな楽観的なことを言っているのだとしたらお笑いだ。
(7)
『道州制』
あまりにも唐突に関係ないネタを主張しててワロタw
この人がいうには来年には日本が破綻するらしいのだが、はてどうなることやら。
って本があったのだが・・・。
内容がムチャクチャすぎてワロタwww
ちょっと立ち読みした程度なのだが、覚えているかぎりでいくつか記したい。
あくまでも立ち読みの斜め読みなので正確ではないかもしれないのでご了承いただきたい。
ちなみに日本財政破綻ネタでは藤巻氏が有名だが、この人の本ではない。
(1)
『ゼロ金利は人類史上初のことで、世界大恐慌のときでさえそうならなかった』
世界大恐慌のときは金本位制だった。
無理やりにでも金にペッグさせなければならなかったので、実体経済の実力に対して不相応な高金利が設定されていた。
だから世界大恐慌のときにもゼロ金利にならなかったと言うのは引用としてインチキ。
(2)
『ギリシャでさえ日本ほど財政は悪くない』
ギリシャはユーロという外貨建ての借金だからくたばったわけであり、日本とはわけが違う。
アルゼンチンはドル建て国債を発行してくたばったことがあるが、国の借金は外貨建てのときが特に危険なのだ。
日本は困ったら万札を印刷して返せばいいんだからギリシャにはなりはしないさ。
実のところ、明治維新や西南戦争や日露戦争のときはガッツリ外国から借金してたからそっちのほうがガチでヤバかったんじゃないかとすら思う。
(3)
『日本の国家債務はGDP比200%以上で人類史上最も悪い』
半世紀以上前だが、イギリスの国家債務がGDP比260%になったことがある。
これがわたしの知る限りのワールドレコードであり、日本が人類史上最も悪いわけではない。
(4)
『日本は史上初の計画倒産をすべきだ』
かつてロシアは通貨危機のときに自国通貨建て債務にもかかわらずデフォルトしたことがある。
これはお札を刷ってハイパーインフレにするよりも計画倒産したほうが社会不安が少ないと読んだためと言われている。
まあ少なくとも国家の計画倒産は今やっても史上初にはならない。
(5)
『アメリカはドルを廃止し、カナダとメキシコとともに穀物や貴金属に裏打ちされた価値を持つアメロにする』
現物(金とか)にペッグした通貨はうまくいかないことは世界大恐慌のときに我々は経験済だ。
財政統合しないまま通貨統合してもうまくいかないことはユーロで経験済だ。
というか、アメロって単語、
「NASAは月に行ってない!」
説と同程度な都市伝説級の逸話であり、ウサンクサイこと極まるんだけど。
まあそれでも日中韓で通貨統合しろというバカよりはまだマシかもしれんが。
(6)
『風力発電は原発20機を置き換えられる。日本は自然エネルギーで再生できる』
風力の発電量は風のふくまま気のむくままで、風力発電だけ増やしても原発を代替することはできない。
だからいまEVの家庭用バッテリーの充放電を利用して平準化しようとしているんじゃないか。
必要な物量の風力発電を建てるより、そっちのほうがよほど解決の難易度が高いんだよ。
自然エネルギーは政府の補助金がなければやってられない。
そして補助金を潤沢に出せるときは財政に余裕があるときだけだ。
太陽電池の設置で世界をリードしていたスペインを見たまえ。
財政が破綻するときにそんなことができると思っているのかこいつは。
自然エネルギーってのは、そこに自分の銭を投下したヤツに比べて、自分で何もやってない口だけのヤツが桁違いに楽観的で、それに対してあまりにも温度差が激しい。
いま太陽電池メーカーが次々につぶれているのを知らんでそんな楽観的なことを言っているのだとしたらお笑いだ。
(7)
『道州制』
あまりにも唐突に関係ないネタを主張しててワロタw
この人がいうには来年には日本が破綻するらしいのだが、はてどうなることやら。