アイドルマスター シャイニーフェスタ。
アイマスの音ゲーである。
「PSPにもかかわらずCGはPS3なみじゃねぇか! なんだこれは!?」
このゲームをはじめてやったときは実に驚いた。
どうやったらこんなことができるのかフシギだった。
だが・・・
しばらくやってみてカラクリがわかった。
ようするにこれは、予め作り置きしてあるムービーをただ再生するだけだったのだ。
そしてそのムービーのほとんどはアイマス2のプレイ画面から作ったものとアニマスのカットから構成される。
また、アイドルとのコミュニケーションのシーンでは、これまでのアイマスと異なりアイドルたちは微動だにしないので、それもこのツジツマを補完している。
なんてこったい!
なんたる手抜き!!
・・・と、ふつうなら腹立たしく思うところだが、実はそうは思わなかった。
なぜか?
シャイニーフェスタは、アイマスの音ゲーではあるが、これが音ゲーなのだとは言い難い。
アイマスのファングッズの1つとしてとらえるのが妥当である。
実際プレイして思う。
たとえば太鼓の達人のような単なる音ゲーだったら買っただろうか?
明確に否定だ。
アイマスだから音ゲーに関係なく買ったのか?
だいたいあってる。
じゃあどこがいいのさ?
それはだな、アイマスの曲を聴きながら、アイマスの世界にひたりながら、そうやってプレイすることがいいんだよ!
だから音ゲーかどうかは購入動機としてそれほど重視されなくて当然である。
アイマスの曲を聴きながら、アイマスの世界にひたりながら、そうやって遊べるゲームの1つの表現が、ただ音ゲーだっただけのことなのだ。
アイマスの世界にひたりたい。
そのためには、アイマス2が出た現在においてPSPで成し得る画質を考えた場合、予め作り置きしてあるムービーをただ再生するという方法はあながち間違ってはいない。
しかし・・・。
手抜きなのは否定のしようがないのでは・・・?
それはだな。
これを作る労力のほとんどは、ゲームを始める前に流れるムービーに費やされているのだよ、きっと。
アイマスの世界にひたりきって堪能するためには何をすればいいのか?
それは高いゲーム性を追及することで得られる解なのか?
それにYESと答えたのがアケマスの誕生である。
それは高画質な3DCGで魅せることで達成できるものなのか?
それにYESと答えたのがアケマスからアイマス2へと至る進化の過程である。
しかし!
そのいずれもにNOと答えたのがシャイニーフェスタである。
シャイニーフェスタはゲームそのものには手がかかっていない。
ゲーム本体部分は低予算だ。
その代わり、ファンが大切にしたいものが何なのかを理解したうえで作られている。
そしてそこにバランス感覚が狂っているほどにまで気合を入れて作られている。
バンナムは正しく間違えた。
そんなシャイニーフェスタもまた悪くない。
アイマスの音ゲーである。
「PSPにもかかわらずCGはPS3なみじゃねぇか! なんだこれは!?」
このゲームをはじめてやったときは実に驚いた。
どうやったらこんなことができるのかフシギだった。
だが・・・
しばらくやってみてカラクリがわかった。
ようするにこれは、予め作り置きしてあるムービーをただ再生するだけだったのだ。
そしてそのムービーのほとんどはアイマス2のプレイ画面から作ったものとアニマスのカットから構成される。
また、アイドルとのコミュニケーションのシーンでは、これまでのアイマスと異なりアイドルたちは微動だにしないので、それもこのツジツマを補完している。
なんてこったい!
なんたる手抜き!!
・・・と、ふつうなら腹立たしく思うところだが、実はそうは思わなかった。
なぜか?
シャイニーフェスタは、アイマスの音ゲーではあるが、これが音ゲーなのだとは言い難い。
アイマスのファングッズの1つとしてとらえるのが妥当である。
実際プレイして思う。
たとえば太鼓の達人のような単なる音ゲーだったら買っただろうか?
明確に否定だ。
アイマスだから音ゲーに関係なく買ったのか?
だいたいあってる。
じゃあどこがいいのさ?
それはだな、アイマスの曲を聴きながら、アイマスの世界にひたりながら、そうやってプレイすることがいいんだよ!
だから音ゲーかどうかは購入動機としてそれほど重視されなくて当然である。
アイマスの曲を聴きながら、アイマスの世界にひたりながら、そうやって遊べるゲームの1つの表現が、ただ音ゲーだっただけのことなのだ。
アイマスの世界にひたりたい。
そのためには、アイマス2が出た現在においてPSPで成し得る画質を考えた場合、予め作り置きしてあるムービーをただ再生するという方法はあながち間違ってはいない。
しかし・・・。
手抜きなのは否定のしようがないのでは・・・?
それはだな。
これを作る労力のほとんどは、ゲームを始める前に流れるムービーに費やされているのだよ、きっと。
アイマスの世界にひたりきって堪能するためには何をすればいいのか?
それは高いゲーム性を追及することで得られる解なのか?
それにYESと答えたのがアケマスの誕生である。
それは高画質な3DCGで魅せることで達成できるものなのか?
それにYESと答えたのがアケマスからアイマス2へと至る進化の過程である。
しかし!
そのいずれもにNOと答えたのがシャイニーフェスタである。
シャイニーフェスタはゲームそのものには手がかかっていない。
ゲーム本体部分は低予算だ。
その代わり、ファンが大切にしたいものが何なのかを理解したうえで作られている。
そしてそこにバランス感覚が狂っているほどにまで気合を入れて作られている。
バンナムは正しく間違えた。
そんなシャイニーフェスタもまた悪くない。