3月最初のお稽古。釜が釣釜にかわり、お茶室も春の室礼に。
床の菜の花の黄色が鮮やか。
五徳が外され、天井から釜が釣られている。
釜がゆれるところに春の風情があるとか。
だんだんと暖かくなるので、少し火から釜を遠ざける配慮でもある。
濃茶: 茶入荘(ちゃいれかざり)
小習事十六ヶ条の一つ。
茶入が名物か由緒のある時行い、古帛紗にのせて飾る。
後半は人数が多かったので、濃茶付花月をすることに。
花月とは・・・
禅における七事随身の精神を基本とする七事式は、裏千家八世の又玄斎と表千家七世如心斎が創定されました。
七事式とは、花月・且座・廻り炭・廻り花・茶カブキ・一二三・員茶をいいます。
その他に十一世玄々斎が考案された仙遊、十三世圓能斎が好まれた三友などがあります。折据の札は表が松の絵で裏にはそれぞれ月(正客)・花(亭主)・一・二・三と書かれている、
花月は久しぶりだったこともあり、頭の中が真っ白になりながらだったけど楽しかった。
足の運び方、タイミングの見方、気遣いの仕方などの修練なのだなぁ。
決まりごとが分かっていないとスムーズに動けず、じーっと座りっぱなしの場面も。
かなり足がしびれてしまった。。
茶杓の銘:
濃茶 春暁、彩雲
薄茶 朧月、朧夜、春風、蕨の里