五月に入り、お茶室は炉から風炉に変わりました。
今シーズン初の風炉のお稽古は、続き薄をしました。
続き薄は、濃茶に続けて薄茶をお出しします。
通常お茶事では、濃茶の後に席を改めてから薄茶という流れなのですが、「朝茶事」や「夜噺」など時間あまり取れない場合や、お客様が急ぐ場合など、時間を短縮する必要があるときのお点前です。
お道具拝見に独特の決まりごとがあって、お客さまも大変です。
茶杓の銘:
濃茶 薫風、青蘭
薄茶 早乙女、早苗
軸 画賛 吹毛剣 大徳寺大道筆
花 紫蘭
写真はご近所の花壇の紫蘭です。