小澤征爾さんが亡くなりました。
残念です。
小澤さんは、日本を代表する指揮者の一人であり、世界的にも高い評価を受けた音楽家でした。
彼のキャリアは、日本国内外でのクラシック音楽界に大きな影響を与えました。
国内では西洋クラシック音楽を日本に広めることに大きく貢献しました。
また、日本人として初めて多くの国際的なオーケストラを指揮し、日本人音楽家が世界で活躍する道を開きました。
特に印象に残っているのは1986年10月、サントリーホールのオープニング・シリーズに来日予定だったヘルベルト・フォン・カラヤンが急病のため来日できず、急遽小澤が代役を務めることになったという演奏会です。
実は私はこの時チケットを購入していて、カラヤンが振らないという残念さもありましたが、小澤の指揮での演奏が素晴らしかったので未だに記憶に残っています。
この時の曲目はシューベルトの交響曲第7番ロ短調「未完成」とベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」でした。
そしてもう一つはサイトウキネンオーケストラの第1回か第2回目の演奏です。
この時は会場で聞くことは出来なかったのですが、後でFMラジオを聞いてその素晴らしさに驚いたことでした。
リンクを張ったのはその時の演奏ではないのですが、1987年に行われたベルリン公演ライヴです。
曲はお得意のモーツアルトのディヴェルティメント ニ長調 K. 136です。
今日は小澤が指揮した曲を聴きながら追悼したいと思います。合掌
モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調 K.136/小澤・サイトウキネンオケ(1987ベルリン公演ライヴ )