菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

暮れといったら第九

2023年12月31日 | 音楽

暮れといったら、やはり第九です。
大掃除をしながらとか、一息ついたらとかで第九を聞いています。
日本には暮れに第九を聞くというのが習慣がありますが、調べてみたらなんと第二次世界大戦後に始まったらしい。
多くのオーケストラや合唱団がこの時期に「第九」の演奏会を開催し、多くの人々がこれを聞くことで一年の終わりを祝うとありました。
日本独自の年末の伝統として受け入れられているのは、とても喜ばしい事だと思います。

今回ピックアップしたのはリッカルド ムーティ指揮によるシカゴ交響楽団です。
YouTubeをざっと見て、演奏時間の長いのを探しました。
以前と違って、最近はゆったりとしたテンポが好きです。←歳のせいでしょう。
と同時にスコアを見たくなって探したら、ご丁寧にアップしているYouTuberがいました。
今は検索すると何でも手に入ります。

スコアを見ると更に驚きます。
何と複雑なんだろう。様々な楽器が入り組んで演奏され、あの名曲が生み出されているんだな。←当然だろう。
一体ベートーヴェンの頭の中はどうなっているんだろう。
今でいうAIかな。
200年も前に創っているのに、時代を超越した魅力があるし、世界中の人々に愛され続けている。
ベートーヴェンの音楽は、人類共通の感情を捉え、聴く者に深い共感と感動を与える力を持っているのでしょう。
いずれにしても、ベートーヴェンがこの世に居たことで、今なお私たちがこうやって楽しむことが出来る。
感謝しかありません。

リッカルド ムーティ指揮、シカゴ交響楽団

<一楽章冒頭>

<二楽章>

<三楽章>

<四楽章は歓喜の歌の旋律が始まる部分>

 



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