今日は、とてもいい天気。
まさにポカポカ陽気で春みたいです。
外でお日様にあたっていると、上着もいりません。
さて、今日は集落の役員選挙でした。
私は、今年度の役員をしているので、次年度は当たりません。
そのため、気は楽です。
その選挙の事務で会議所にいるときです。
「ちょっと外へ出てきて。」と呼ばれました。
なんやなんや、と会議所の玄関先に目を向けると、
同じ集落に暮らす「かんのり」と「やっそん」、そこに女性が一人。
見覚えがない。
私が靴を履いて出ていくと、その女性が「〇〇くん、久しぶり~。」
と、笑顔で話しかけてきました。
「アッ!」
そして、近づいて来て、握手。
女性から握手されて、内心あたふた。
その女性は、保育園から一緒の女の子。
いや、今では60歳のおばさんです。
しかし、田舎のおばさんとはちょっと違います。
その女性と私たちは、今は、かけ離れた世界に暮らしています。
とあるテレビ局のアナウンサーから、BS放送・FM放送などで活躍されていました。
今では、だれもが知る会社の社長夫人で、自宅は埼玉とのこと。
スゴイです。
とにかく保育園の時からちょっと違いました。
こっちは、おしっこを漏らして泣いていても、絶対そんなことはしないし、
話し方もハキハキでしたし、積極性・行動力はピカイチでした。
もちろん容姿も、キリッとして、冬に鼻を垂らしているなんてこともありません。
そんな女の子でしたので、その後の活躍も、「やっぱりな」と納得していた次第。
その子と、会議所の前で再会。
こちらは、ずっと地元で暮らしていて、田舎のおじさん丸出しの三人。
女性は、化粧っ気もないのに、スッキリ感丸出し。
やっぱり違います。
ただ、小さいころから知っている私たちに会えて、無茶苦茶喜んでくれていました。
それはそれで、ちょっと嬉しいもの。
少しの時間でしたが、50年前に戻った気分。
いい天気、そして、ちょっと気分がうれしかったです。
歳をとるほど、なんか子供の頃が懐かしい。
頭は剥げて、孫もいて、じぃじ感が全面ですが、
昔を思い出した瞬間でした。