昨日の敬老の日のことです。
千葉に住む長男が先日、突然「顔面神経麻痺」というウイルス性の病気にかかりました。
左顔面の感覚が無くなり、話すこと、食べることがうまくできず、顔面の状態もマヒがひどい。
そんな症状が起きて、こりゃ、どうしたことかと受診したところ、即入院。
そして、9日間の入院で点滴治療。
退院後もまだ不自由らしいです。
そのため、完全な回復は担当医いわく「神のみぞ知る」とのこと。
こりゃ、大変だ。
生活も仕事も何らかの支障が出る。
そこで、子を思う、と言っても36歳ですが、父と母は神頼み。
病気平癒の願いを込めて、東大阪の石切劔箭神社へ参拝してきました。
「いしきりつるぎやじんじゃ」は、いしきりさんと呼んでいます。
大阪平野の東、生駒山麓に鎮座する石切劔箭神社は、
「いしきりさん」と親しみを込めて尊称され、氏子崇敬者の皆様より尊崇を集めております。
社号の「石切劔箭(いしきりつるぎや)」は御祭神の御神威が強固な岩をも切り裂き、
貫き通すほど偉大な様をあらわしております。特に加持祈祷、お百度参りは有名で関西一円はもとより、
その御神徳を慕い全国から大勢の方がお参りになられています。
いしきりさんは、病気平癒、そして、お百度参りが有名です。
実は、私、過去に2度お百度参りをしています。
1回目は、34年前、がんで余命いくばくもない父のため、お参りしました。
2回目は、5年ほど前でしょうか、奥さんの病気のため、お参りしました。
父は、お参りの甲斐もなく、数か月後に亡くなりました。
55歳でした。
奥さんは、お参りの甲斐あってか、元気ハツラツです。
ホンマ良かったぁ。
ということで、息子のためにと、父母ができることをしよう、とお百度参りです。
絵馬殿です。
続いて、進みます。
三之鳥居。
鳥居をくぐって手水舎。
まずは、本殿にお参りします。
続いて、お百度紐をいただきます。
代金は、気持ちですが、百円が多いです。
紐を手に持ち、お百度石を周り、参拝。
そのたびに、紐を1本ずつ折っていきます。
とにかく、息子の病気が治りますように、と祈願。
一心祈願です。
この時は、もちろん暑い。
ただ、曇っていたので少しは助かりました。
奥さんも、一生懸命の祈願。
子を思う母です。
そして、百回、百本の紐がすべて折れたので、お百度参り完了。
最後は、しっかりしっかりお参りしました。
終わってみると、大汗。
お百度石を1周まわると33m。
ということは、3.3キロになります。
汗でシャツの色が変わりました。
奥さんも、背中に汗を跡。
すぐに水分補給。
とにかく、いしきりさんのお百度参りは、絶えることなくたくさんの方がお参りされてます。
みなさん、真剣そのもの。
必死の念が伝わってきました。
続いて、水神社などを参拝。
そして、御朱印をいただきました。
あと、お守り、神符もいただき、長男に送ってやる予定です。
こちらのご神木も奉納。
これで、やれやれ。
いしきりさんのご加護をよろしくお願いします。
そして、参道商店街へ。
お昼ご飯です。
暑いのにカレーうどん。
名物もおでんもつけました。
おかげで、またまた大汗。
ただ、ミニかき氷がおまけについていたので、助かりました。
ということで、長男の回復を祈ってます。