富戸で水温が上がるこの時期から夏いっぱい、特に6~7月はアオリイカの産卵シーズンであります。
砂地に、ちょっと大きめに切った木の枝に錘を付けて沈め、産卵床としたものにアオリイカが卵を産みに、どこからともなくかなりの数が現れるんです。
産卵を見るには上から近づいてはいけません。捕食されると思いスーっと四方に逃げてしまいます。
産卵床が見えたら着底し、ほふく前進の様にしてゆっくり近づいて下さい。呼吸も出来るだけゆっくりして呼気音を小さくしてジッとしていれば、手でつかめる位の距離で産卵シーンを見る事が出来ますよ!
生み付けられた卵塊は透明感のある寒天で作ったソーセージみたいな中に綺麗に並んでいます。
2週間もすると透明感は無くなり、真っ白な寒天ソーセージとなります。
ハッチアウトの瞬間を撮るのは結構難しく、狙っていた卵の隣から出てきたり・・・卵全体を見回していて「アッ出てきた」とレンズを向けファインダーを覗いたら、もう上に向かって泳ぎ始めていたり・・・
未だ写せていません ~(^_^;)~