B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

年末

2008-12-26 10:09:23 | Weblog
来年の二月末に知り合いの女優さんが中心となって上演される予定の、
私が書いたお芝居を、演出される方とお会いした。
自分の芝居を、自分以外の方が演出するのは初めて、しかも男性。
不安な気持ちでお会いしてみると、とても感じの良い優しそうな方で、
本番が楽しみになった。
でも、その前に書き直しを終わらせなくては。

先日は大学の同期、後輩、先輩と忘年会があった。
演劇科だったので、先輩後輩関係なく繋がりが多い。
なのに私は、在学中も同期の人以外とはあまり関わらなかったので、
「初めまして」と挨拶すると、
「僕、2コ下の後輩なんですけど…」ということになる。
ホントすみません……。

東京へ移ったことを、今だにほとんどの方に連絡していなかったのだけど、
11月の公演の時に、ご案内したことをきっかけに、大学時代の繋がりが少し復活。
それぞれ役者をやってたり、映画監督になってたり、お父さんになってたり、
うどん屋さんやってたり、劇団やってたり、10何年もたってるので人それぞれ。
公演を見に来てくれた中には、お芝居に出たいと言ってくれる後輩も。

何だか世の中不景気だし、年末だし、色んなことがあるけど、
人も仕事も繋げていける様に、がんばらなくっちゃなあと思う。






二連休

2008-12-20 10:27:48 | Weblog
昨日、一昨日と二連休だった。
数カ月ぶりの二連休、今年最後の二連休、今度いつもらえるかもわからない二連休。
どんなに有意義に過ごそうかと思った割に、結局普通の休みを二日過ごしてしまった。

書きかけの小説が進まないので、
思い切って環境を変えてみようと前の職場へ顔を出し、
使ってないパソコンを借りて、書かせてもらっていた。

職場の先輩の仕事の邪魔をしない様に、できるだけ静かにしていたのに
先輩の方がテンションが高く、ずっとしゃべっていらした。
その割に「今日は仕事がはかどった!」と満足そうで安心した。
私の方も意外と進み、そのまま二人で忘年会。

しかしこの先、派遣の仕事の休みは二日しかないのに、
忘年会の予定ばかりがやたらとある。
全部出るわけには行かないが、出ないわけにもいかない……。


久々の二連休のおかげで、小説の二話の一稿が終わった。
そのまま月初めに書いていた、以前の台本の書き直しの第二稿へ。
自分で演出するわけでもなく、知ってる役者さんもいない中、協力している企画で、
モチベーションの置きどころがみつからなかったのだけど、
せっかくだし何かのコンクールに出してみようと、自分なりのモチベーションを見つけて
この際、頭から思い切って書き直すことにしてみた。

勇んで少し書き直してみたけど、
読み返してみたらほとんど前のままだった。
二場から頑張って変えて行こう。
と、今年はこの書きなおしで終わりそうだ。

では、そろそろ二連休明けの仕事へ行ってきます。

単なる飲み会

2008-12-15 22:42:06 | Weblog
決算報告会をすると言って予定を立てたものの予定が合わず、
あれからずいぶん経ってしまった……。

一か月ぶりに、そしてようやく集まった前回公演のメンバー。
心を合わせて一緒にお芝居を作りあげたはずなのに、
相変わらずそれぞれマイペースで、
せっかく写真を撮ったのに、大林さんは席を立っていないし、
まったくもうチームワークがいいんだか悪いんだか。

反省も今後の抱負もいっぱいあったはずなのに、
一か月も経てば、ずいぶん忘れてしまった。
せっかく集まったのにこれでは単なる飲み会だ。

私としてはせっかく縁あって出会ったのだし、
できるだけ同じメンバーで上演を続けて行きたい。
でもみんな忙しいし、それぞれの胸の内は明らかではないけれど、
また一緒にお芝居をしたいと思えて終われたことは良かったことだと思う。
まずは彼女たちの興味が沸くような面白い本を書かないと。

でもやっぱり、そんな話もそこそこに
結局、単なる飲み会になってしまった。
マイペースに先に帰った大門さん、
終電で帰った私以外は、結局明け方に帰ったらしい。
新宿の夜は長い。
まったくもうチームワークがいいんだか悪いんだか。












仕事、PC、TV……

2008-12-12 13:45:26 | Weblog
十二月ももう半ばで、
とりあえず台本の書き直しの、第一稿を終えた私は今、
前から進めているネット小説の第二章に取り掛かっている。

台本の書き直しは思ったより難航して、もっとさっさと済ます予定が
随分時間が掛ってしまった。
今感じていることと、以前感じていたことが違うので、
しかしストーリーはそのまま、
だから何だか、なんとも中途半端な感じがする。
キャストを一人増やしたものの、完全に影が薄いし……
とにかくもっと粘ってみよう。
小説は、まだまだ先は長いけど楽しい。
でも本音を言えば、早くセリフのある新しい本を書きたい。

そんな中、井上ひさしさん作「太鼓たたいて笛吹いて」というお芝居を見に行った。
芝居が見たいなあと思って何となく行ったら、これがとても感動的で。
好きな芝居とか面白い芝居はたくさん見たけど、感動するのは滅多にない。
見に行って良かった。

……何だか久しぶりの更新なのにあまり内容が無いのですが、
要するに、仕事、パソコン、テレビ、睡眠……の毎日なんです。



だからとにかく、

2008-11-30 21:07:34 | Weblog
寒い寒いと思っていたら、もう12月。
でも寒いのはどうやら朝晩だけで、日中は結構温かいみたい。
一年で一番盛り上がる時期を目の前に、
先日の公演で、大学の同級生に貰ったポインセチュアはもう枯れかけで、
それだけ見てたらクリスマスももう終わった様な気分になる。

最近は新しい派遣の仕事とその職場に慣れるだけ毎日。
そして来年2月の末の、知り合いの女優さんの演劇公演に向けて、
以前書いた台本の書き直しをしている。
その女優さんとは、共通の知人に紹介されて知り合った。
私の本が他の人によって上演されるなんてありがたいことだ。

その直しを終わらせたら、来年に向けて新しいものを書く。
今は新しい物が書きたい。
だからとにかく、早く書き直しを終わらせよう。



「パセリ」

2008-11-29 02:41:30 | Weblog

先日より、11/16の公演の舞台写真をアップしています。
よろしければご覧くださいませ。


今日は第33回創作テレビドラマ大賞の授賞式へ行って来た。
授賞式と言っても私は受賞できずに最終審査に残っただけ、
約750本のうちの最終審査7本に残ったのだから嬉しいけれど、
ドラマ化されるか、されないかでは大きな差がある。
大賞はNHKでTVドラマ化されるのだ。
それに、ここまで残ると単純に悔しい……。

せっかくなので紹介させていただきます。
タイトル「パセリ」
女子高の嫌われ者の演劇部員達が学園祭で「オズの魔法使い」
を上演しようと奮闘する話。
初稿は5年くらい前、初めてテレビドラマ用に書いた脚本で、
今回はコンクールの締め切りに時間が無かったこともあり、
初稿を元に全編書き直しをしました。

この年はお世話になった劇団のMONOを辞めた年で、
不安や色々な思いがあって、私にしてはたくさんの作品を書いた。
前に佳作を貰ったラジオドラマ「真夏の雪」を書いたのもこの年だ。
それがこうして、今に繋がっているのだから不思議なものだ。
でも大賞には繋がらない……力不足だ。

会場にはなかなかお会いできない脚本家の方や、プロデューサーの方がいらして、
受賞できなかったにも関わらず浮ついてしまった。わるい癖だ。
他の最終選考に残った作品の作者の方々は皆同世代で刺激になる。
何も大賞を貰わなくても生きてはいけるけど残念だ。
それでもがんばるけど、やっぱり残念だ。


始まりと終わり

2008-11-25 12:07:21 | Weblog
最近は新しい派遣の仕事が始まって、
また新しい仕事と、新しい人間関係に四苦八苦している。

そんな風に見えないとよく言われるが、私は人見知りな性格だ。
中学までは友達の作り方がよくわからなかったし、
移動教室の時はいつも一人だった。慣れない人には萎縮するし、
警戒心が強いので気を許すのに時間がかかる。
新しい仕事も、なかなか器用には覚えられないし。
でも今度の職場は優しそうな人ばかり。……だから怖いってのもあるけど、
とにかく、人にも仕事にも早く慣れよう。

次の予定としては来年の2月の終りの上演に向けてお芝居を書く。
今のところ、これまでの作品の書き直しになる予定だけど、
書くだけで演出しないのは初めてのことだ。
ある女優さんとの出会いがきっかけで進んだ話なのですが……
この件につきましては、また別の機会にお話します。
それから前からやっているネット小説の続き。
ドラマのプロットでは今回もまた役に立てなかった。

先日の公演が自主公演となったのは予想外のことだったけど、
こちらへ来て以来、表現する場が無かった私にはいい機会だったと思う。
書いても、挫折ばかりを繰り返してきたから、
小規模でも表現出来る場所は持っていた方がいいと思う。
次回公演を頭に入れつつ、来年の予定を考えて行こう。

しかし気づけば、あっという間に今年も終わりなのですねぇ。




房ちゃんとタイ料理店

2008-11-23 00:59:13 | Weblog
房ちゃんが東京へ来ていると、連絡をくれた。
房ちゃんは、京都でアルバイトをしていた洋食店のバイト仲間で、
現在は看護学校の三年生。
その時はまだ入学したばかりだった彼女も、ついに来年卒業だという。
時が経つのは本当に早い。
延べ一年近い病院での実習を終え、房ちゃんは前よりすっかり落ち着いていた。
様々な経験を経て、ずいぶん大人になられたのだろう。

かなりお姉さんの私はというと、
二年ぶりに京都の友人が訪ねて来てくれたにもかかわらず、
彼女が来るギリギリまでワンピースの新刊に夢中で
行くお店も何も、全く考えていなかったというのに。

重い荷物を持ちながら、行くあてもなく銀座の街をぶらついて、
西大路七条の南角の京都銀行が新しく建て変わったこと、
友達のYちゃんが相変わらず彼氏とうまくいっていること、
新米コックだったO君がこの夏からフライパンを振り始めたこと、
西院の街がグッと賑やかになったことを教えてくれた。

私がお芝居を辞めていたら「どうしようか」と思っていたそうだ。
続けていて良かった。
「人、多いなあ」と言う彼女に、
「週末の銀座だからね」と偉そうに答えた。

結局変なタイ料理店にたどり着いて、
変なお店だったけど、房ちゃんはとても喜んでくれている様だった。
何だか初めて行った気がしない、懐かしい感じがした。

研修

2008-11-19 00:19:01 | Weblog
今日は新しい職場の研修。
現実が戻ってきた。
しかし……今年はいったい何度職場を変えているのか。
あまりの忙しさのために何も考えることなく、
二つ返事で引き受けた派遣の仕事。
まあいい。もともと何も考えずに引き受けたのだから、
このまま何も考えず働いてみよう。

朝から夕方までみっちり研修。
お客と販売員という設定で即興劇をやらされる。
つまりロープレ、日常にお芝居って溢れているものですね。
つい先日まで役者さん相手にダメだしをしていたのに、
今日は講師の先生から何度もダメを出される。
……とても謙虚な気持ちになる。

明日はいろいろ借りていたものを返しに行って、
明後日は楽しみにしていたコントを見に行き、
それから新しい仕事が始まる。

仕事も始まるけど、そろそろ書くことも始めないといけない。

蜜男

2008-11-18 02:20:22 | Weblog
荷物でごった返した部屋を片付け、ついでにずっとできなかった部屋の模様替えを
夏から冬バージョンに変え、ようやく普段の生活が戻ってきた。
今回は裏方の仕事をほとんど一人でやっていたので、今までで一番大変だったし、
今までどれほど周りの人々に支えられていたかが身にしみる公演となった。
もちろん、今回も関西にいる友人に夜な夜な電話し、
いろいろご迷惑をかけたんですけど。

この二年、私は本ばかり書いていたので、演出の感覚がつかめず、
キャストのみなさんには、私のわかりにくい演出をよく汲みとって貰えたと
とても感謝している。
とココで書いても、キャスト三人の誰もこのブログを読んではいない……。

思った以上にお客様にもお集りいただき、
一時は上演中止を考えていたことを思えば、とにかく上演できて良かったと思う。
今は達成感などより疲労感の方が強いけど、「またやって欲しい」と言って下さる
お客様の温かい言葉に、少しずつ次の公演の事も考えようという気持になってきた。
次の公演というより今後の方向性。
でもやっぱりお芝居は楽しい。