以前も言った通り、今月は観劇月。
知人が関わる芝居が多く上演されるはずだったけど次々と上演中止に。
そんな中、上演されるお芝居もあって。
先週末も、地震のあった先々週末も、知人のお芝居を見に行ってきた。
こんな時に芝居なんてふきんしんなのかもしれないが、
地震があったばかりで不安定な中、閉ざされた空間に大勢で居るのだから
やる方も見る方もちょっとは覚悟みたいなものをしていて。
そんな気持ちで参加する演劇はひとことで娯楽とは言いがたく、
公演の時期に地震が起こってしまったことへの励ましとか応援とか決意とか感謝とか、
お互いのいろんな気持ちのもと上演されるお芝居を不謹慎と思わない。
私も阪神大震災があった時、その数日後に大学の卒業公演があって、
自分たちもお客さんもそれどころじゃないのに「何やってんだろー」
と思いながら舞台に立っていた。
それでもお客さんが来てくれて嬉しかった。
最近では震度3以下の余震は報道されなくなったけどずっと揺れている。
近所に地震が苦手な犬がいて、
以前は小さな地震でさえキャンキャンと泣き喚いていたのに、
先日の震災以来、小さな地震くらいでは泣かなくなった。
犬も傷ついてんだなーって思う。