「ゴールデン」と名のつく一週間なのにいつもと同じく、
本読んだり、芝居見たり、プロット考えたりして過ごす私のことを
石川理恵ちゃんは「エライですね」と誉めてくれた。
そのひとことで私の平凡な休日がたちまち「ゴールデン」になった。
福島への里帰りから戻ってきたばかりで、まだ東京に馴染んでいないと言う石川さんと、
前回公演に出演してくれた岡田昌也くんのお芝居を見に、高円寺のカフェへ。
夜の9:30から下町のカフェで短編芝居を見られるなんてとても東京っぽいと思う。
上演したことはあるけど観たことがなかったカフェでのお芝居は、
芝居であって芝居でない様な、不思議な面白い空間だった。
芝居をしている岡田君は知っている人の様で知らない人の様な、不思議な感じがする。
だから知り合いの役者さんのお芝居を見に行くと、いつも少し人見知りをしてしまう。
お芝居は短編でも十分満足できるくらい面白く、
「久しぶりに見たけど、岡田君は岡田くんですね~」
と石川さんも嬉しそうだった。
次回公演についてもたくさん話をし、まだまだ問題はたくさんあるけれど、
こうして役者さんと直接会うと、ただ、早くお芝居がしたくなるのです。