稽古が毎日行われるようになると、台本を書く時間がなくなり、それは事前にわかっていたことのはずなのに、結局数日間、稽古を抜けさせてもらって台本を書かなければいけないことになりました。
昨日の稽古に、まだまだ改訂の必要はあるものの、最後まで書いた台本を持っていき、どんな話なのか役者さんに伝えることが出来ました。
渡した台本に役者さんが目を通しているあいだ、誰に言うともなく、私はひたすら言い訳をしています。
テストの採点をされているようで落ち着かないのです。
読み終えた役者さんたちの感想は……いつもとちょっとちがう…?
そりゃ違う話だし新作だし同じでは困りますが、いつも通りの不安と期待を抱えつつ書いた私は、自分に今必要なことを、書かなければならないことを、いつも通り書いたつもりです。
一応、最後までの台本を渡せたことに少しホッとして、だけどまだまだこれからやることいっぱいと、いろいろ考えてたら……なんだか眠れなくなって外はすっかり明るくなっています。
たくさんの皆さまに見に来ていただけたら幸いです。
「群青科学館」はもうすぐ上演、9/4-9/8まで。
稽古がんばります!