稽古はセリフを入れつつ、立ち稽古を行っている。
少し遅れて参加した千葉さんも、稽古場に少しずつ馴染んで来られたみたいだ。もっと馴染めるようにと、稽古帰りに餃子を食べに行った。
初めて全員でご飯を食べに行ったのだけれど、すぐに閉店と言われてせわしなかった。
稽古場で先日、私はもう皮肉を言わないと言った。もともと皮肉やイヤミをすぐ言ってしまうのは、出身地が京都だからではなく、卑屈っぽい性質に原因があるのだと思う。そういうセリフが台本上で出てくることは構わないけれど、普段は必要ない。
時々、卑屈な考えから抜け出せなくてしんどいと、稽古場で漏らすと「じゃあ解決策を教えてあげます」と祁答院くんがさわやかにいった。「夜、早く寝ることですよ」と。夜はマイナス思考になるから考え事をしない方がいいというアドバイス……私にできるだろうか。
年の離れた弟妹をもつお兄さんの彼は、若いのに頼りがいがある。そしてさわやかだ。
だからとにかく、まずは皮肉を言わないことを宣言。卑屈にならず生きて行こうと思ったけれど、お馴染みの出演者が多い稽古場では、それは無理じゃないですかとか、思い切った決断ですねと、否定的な反応。普通に言った事を皮肉と受け取られることもある。でも自分の責任だし。
そう言えば、さっそく昨日もひとつふたつ言っていたかも知れない。気をつけないと。
そしてそんなことより、まだ台本も書かないと、あと少し。
前売り発売開始の10/25までもあと少し。
稽古はまだまだこれから。
いろいろがんばろう。