平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

早乙女勝元 蛍の唄

2016年03月02日 23時39分37秒 | 読書
今日は読破した本の紹介。
早乙女勝元の蛍の唄です。

東京大空襲を題材にした小説になります。
テーマをきくと重いテーマですが、
現代の女子高生が戦争体験をテーマのレポートが宿題に出されたのをきっかけに
身近な人に戦争体験を聞いていくことからストーリーが展開されるので、
読みやすく一気に読むことができると思います。

この本を読むと、よく戦争体験を語っている方がテレビ等に出てきますが、
彼がどんな苦しい思いをしながら、その体験を語っているのかがわかります。
体験を語るということが、そのつらい過去を思いささなければいけないということが、
それ自体が、とてもつらく苦しいことなんだということを思い知らされる本でした。
一度は、ぜひ読んで欲しい本ですね。



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