昨日、名古屋で観た2本目の映画は、「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」。
こちらの映画は、事実に基づいてつくられた映画です。
自分、最近このように事実に基づいて作られた映画をよく観るようになったが、
作成会社が同じなのか、映画本編の前に「事実に基づた映画」なる一文が出てくる映画が多い。
あらすじは、フランスで実際に起こった神父による児童への性的虐待事件を描いた作品。
妻と子どもたちとともにリヨンに暮らすアレクサンドルは、幼少期にプレナ神父から
性的虐待を受けた過去を抱えていた。アレクサンドルは、プレナ神父が現在も子どもたちに
聖書を教えていることを知り、家族を守るために過去の出来事の告発を決意する。
彼と同様に神父の被害に遭い、傷を抱えてきた男たちの輪が徐々に広がっていく中、
教会側はプレナの罪を認めながらも、責任を巧みにかわそうとする。信仰と告発の狭間で
葛藤するアレクサンドルたち。彼らは沈黙を破った代償として社会や家族との軋轢とも戦うこととなる。
「カトリック司祭による性的虐待事件」なんていうと古い事件のように思えますが、
この映画が扱っているのは、まさに今。現在進行形なんですね。裁判の判決や教会による処分が
出たのも、つい最近。日本人の多くは仏教ですが、生活に宗教が入ってこないですよね。
家に仏壇がある家も今は少なくなっていると思うし、日本人なんて子供の頃は宗派までは
知らなかったりしますからね。それに、仏教徒だけどクリスマスは祝うは神社に初詣でに行くはで、
ほぼ無宗教な感じさえもします。それに比べると欧米では現在でも教会とか力みたいなものが
しっかりあるんですね。相手が相手だけに被害者の子どもも相談された親も声を出しにくく、
ウヤムヤな感じになり、子どもの多くはトラウマを抱えて生きることになる。子どもの頃の恐怖の
経験は精神的に深い傷になるんですね。声をだすのに何十年という時がかかる。
声を出し、仲間ができたが、親とうまくいかなくなったり、活動が長引けば家族との時間が
なくなったりと色々問題が出てきながらも協会側と戦う姿は胸が痛む。
「カトリック司祭による性的虐待事件」は現在進行形で全世界での問題で、この映画で扱った事件は、
ほんの氷山の一角に過ぎないそうで、なんか日本にいると、そんなことが現代でも起こっているなんて
想像だにできないところです。

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こちらの映画は、事実に基づいてつくられた映画です。
自分、最近このように事実に基づいて作られた映画をよく観るようになったが、
作成会社が同じなのか、映画本編の前に「事実に基づた映画」なる一文が出てくる映画が多い。
あらすじは、フランスで実際に起こった神父による児童への性的虐待事件を描いた作品。
妻と子どもたちとともにリヨンに暮らすアレクサンドルは、幼少期にプレナ神父から
性的虐待を受けた過去を抱えていた。アレクサンドルは、プレナ神父が現在も子どもたちに
聖書を教えていることを知り、家族を守るために過去の出来事の告発を決意する。
彼と同様に神父の被害に遭い、傷を抱えてきた男たちの輪が徐々に広がっていく中、
教会側はプレナの罪を認めながらも、責任を巧みにかわそうとする。信仰と告発の狭間で
葛藤するアレクサンドルたち。彼らは沈黙を破った代償として社会や家族との軋轢とも戦うこととなる。
「カトリック司祭による性的虐待事件」なんていうと古い事件のように思えますが、
この映画が扱っているのは、まさに今。現在進行形なんですね。裁判の判決や教会による処分が
出たのも、つい最近。日本人の多くは仏教ですが、生活に宗教が入ってこないですよね。
家に仏壇がある家も今は少なくなっていると思うし、日本人なんて子供の頃は宗派までは
知らなかったりしますからね。それに、仏教徒だけどクリスマスは祝うは神社に初詣でに行くはで、
ほぼ無宗教な感じさえもします。それに比べると欧米では現在でも教会とか力みたいなものが
しっかりあるんですね。相手が相手だけに被害者の子どもも相談された親も声を出しにくく、
ウヤムヤな感じになり、子どもの多くはトラウマを抱えて生きることになる。子どもの頃の恐怖の
経験は精神的に深い傷になるんですね。声をだすのに何十年という時がかかる。
声を出し、仲間ができたが、親とうまくいかなくなったり、活動が長引けば家族との時間が
なくなったりと色々問題が出てきながらも協会側と戦う姿は胸が痛む。
「カトリック司祭による性的虐待事件」は現在進行形で全世界での問題で、この映画で扱った事件は、
ほんの氷山の一角に過ぎないそうで、なんか日本にいると、そんなことが現代でも起こっているなんて
想像だにできないところです。

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