WAVES ウェイブス

日曜日、名古屋で観た映画の２本目は「WAVES」です。
ただ映画を観たのではなく伏見ミリオン座で開催された
ダイノジ大谷ノブ彦さんの映画会（上映＋トークショー）に行ってきました。
伏見ミリオン座では、よくダイノジ大谷ノブ彦さんの映画会が開かれていますが、
参加したのは初めてです。



あらすじは、ある夜を境に幸せな日常を失った兄妹の姿を通し、青春の挫折、恋愛、親子問題、
家族の絆といった普遍的なテーマを描く。フロリダで暮らす高校生タイラーは、成績優秀で
レスリング部のスター選手、さらに美しい恋人もいる。厳格な父との間に距離を感じながらも、
何不自由のない毎日を送っていた。しかし肩の負傷により大切な試合への出場を禁じられ、
そこへ追い打ちをかけるように恋人の妊娠が判明。人生の歯車が狂い始めた彼は自分を見失い、
やがて決定的な悲劇が起こる。1年後、心を閉ざした妹エミリーの前に、すべての事情を知りながらも
彼女に好意を寄せるルークが現れる。


前半は兄の後半は妹の物語、普遍的なテーマを扱っているが色彩と音楽が素晴らしい。
でもちょっと長いかなあ。物語の終盤はそれぞれが再生に向かってストーリーの内容も穏やかなので、
少し長く感じ穏やか過ぎて眠気と戦うのに必死になった感じ。ほんの少しの歯車の狂いなんだが、
それは何も問題がないように見えた日常でも、お互いに感じながらも目を背けていた問題が一気に
噴出した感じもする。決定的な悲劇の後、問題に対峙して崩壊しそうになりながらも少ずつ再生していく。
妹の彼になるルークは本当に良いヤツだなあとつくづく思う。こういう人間が近くにいると助かる。
なかなか、そんな人間にはなれないけどとか思いつつみていた。そんなルークにも悩みがあり、
逆に妹が手を差し伸べる。助け合っていく姿が感動的だ。


上映後は、映画についてのトークショー。

シーンごとに使用されていた曲の歌詞の内容とどうリンクしているのかとか、
それこそ色彩の話、ストーリーの解説等詳しい話が聞けたので良かった。
会場からの質問にも答えてくれたりと、とても気さくで楽しいトークショーでした。
パンフレットを購入すると、サインをしてれるとのことで買ってきました。



こちらのほうも参加して良かった。また日程が合えば参加したいですね。







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