いよいよ、待ちに待ったF1が今週末より開幕する。
一時は、ひょっとしたら今シーズン自体がなくなってしまうのではと
思っていただけに無観客であろうが開幕迎えて、ホッとしていると共に、
これからのシーズンでF1関係者の新型コロナウィルス感染者がでない
ことを祈る思いだ。
今シーズンは、やはりホンダの活躍に期待したい。その中でもレッドブルホンダの
フェルスタッペンにはチャンピオン争い、いやチャンピオンを期待だ。
それでもメルセデスが、いつもの独走になってしまうのか・・・。
さて、F1は開幕を迎えるにあたって、多様性と平等に関する特別委員会を含めた
人種差別に関する新たなイニシアチブを立ち上げる。
現代社会が抱える問題を認識させるための「目的を追加」すると明かした。
『WeRaceAsOne』と呼ばれるF1の取り組みは、F1で唯一の黒人ドライバーである
ルイス・ハミルトン(メルセデス)が始めた活動ーモータースポーツがより多くの
黒人の若者を引きつけられるような取り組みーに続くものだ。
ハミルトンは"Black Lives Matter"運動が活発化する中で率直に自らの見解を伝え続けており、
先月には、ミネアポリスで白人警察官によって命を奪われたジョージ・フロイド氏の事件や、
F1の多様性の欠如に関して沈黙し、何も行動を起こしていないことを指摘していた。
ハミルトンの所属するメルセデスは彼の主張に賛同し、F1そのものの多様性を改善しようという
公約の一環として、2020年F1シーズンに使用するオールブラックのカラーリングを公開した。
メルセデスは「われわれのチームおよびスポーツの多様性向上に向けた公約の一環、また、
人種差別問題やあらゆる差別的な問題と戦うことを誓うチームの誓約を表明したもの」だと説明している。
新カラーリングの発表に際して、メルセデスは従業員のうち少数民族に属すると特定されたのはわずか3%であり、
女性は12%だけだったと明かした。また、シーズン終了までに、これらの割合を改善し、
F1に少数しか存在しないバックグラウンドを持つ人々をより奨励することを目的とした多様性と包括的な
プログラムの計画があることも公表している。
またF1は、元最高権威バーニー・エクレストンが、ハミルトンがモータースポーツの中で多様性を広げようと
コミッションを立ち上げたことについて、おそらく意味のある変化をもたらすことはないだろうという見解を示し、
さらに"白人より黒人の方が人種差別的なケースもかなり多く見受けられる"と付け加えたことに対して、
エクレストンとF1が無関係であることを強調し、2017年にチェイス・ケアリーがCEOに就任した際に与えられた
名誉会長の肩書も、今年の始めに失効していることを明らかにした。
「人種差別や不平等に立ち向かうために団結が必要なこの時期に、われわれはバーニー・エクレストンのコメントには
一切賛同しない。彼はF1や社会の中で何ら役割を持たない人物である」と声明には書かれている。
そしてこれと同時に、スポーツの多様性を広げ、人種差別に反対する活動の一環として#WeRaceAsOne
(われわれは1つになってレースをする)キャンペーンの立ち上げを発表した。
このキャンペーンは、世界中を苦しめる新型コロナウイルスと、アメリカに端を発した人種差別撲滅運動に対し、
F1が団結していくことを示したものだ。
新型コロナウイルスと最前線で戦う医療関係者たちにF1からの感謝を伝えるため、全チームのマシンには
”レインボー”のロゴがデザインされる。また、多様性への取り組みを強化し、人種差別に反対する
メッセージを発信していくとしている。
いちはやく、”レインボー”のロゴがデザインされたマシンを発表したのはマクラーレンだ。
F1は、色々な思いをのせ今週末開幕だ。
F1ランキング
一時は、ひょっとしたら今シーズン自体がなくなってしまうのではと
思っていただけに無観客であろうが開幕迎えて、ホッとしていると共に、
これからのシーズンでF1関係者の新型コロナウィルス感染者がでない
ことを祈る思いだ。
今シーズンは、やはりホンダの活躍に期待したい。その中でもレッドブルホンダの
フェルスタッペンにはチャンピオン争い、いやチャンピオンを期待だ。
それでもメルセデスが、いつもの独走になってしまうのか・・・。
さて、F1は開幕を迎えるにあたって、多様性と平等に関する特別委員会を含めた
人種差別に関する新たなイニシアチブを立ち上げる。
現代社会が抱える問題を認識させるための「目的を追加」すると明かした。
『WeRaceAsOne』と呼ばれるF1の取り組みは、F1で唯一の黒人ドライバーである
ルイス・ハミルトン(メルセデス)が始めた活動ーモータースポーツがより多くの
黒人の若者を引きつけられるような取り組みーに続くものだ。
ハミルトンは"Black Lives Matter"運動が活発化する中で率直に自らの見解を伝え続けており、
先月には、ミネアポリスで白人警察官によって命を奪われたジョージ・フロイド氏の事件や、
F1の多様性の欠如に関して沈黙し、何も行動を起こしていないことを指摘していた。
ハミルトンの所属するメルセデスは彼の主張に賛同し、F1そのものの多様性を改善しようという
公約の一環として、2020年F1シーズンに使用するオールブラックのカラーリングを公開した。
メルセデスは「われわれのチームおよびスポーツの多様性向上に向けた公約の一環、また、
人種差別問題やあらゆる差別的な問題と戦うことを誓うチームの誓約を表明したもの」だと説明している。
新カラーリングの発表に際して、メルセデスは従業員のうち少数民族に属すると特定されたのはわずか3%であり、
女性は12%だけだったと明かした。また、シーズン終了までに、これらの割合を改善し、
F1に少数しか存在しないバックグラウンドを持つ人々をより奨励することを目的とした多様性と包括的な
プログラムの計画があることも公表している。
またF1は、元最高権威バーニー・エクレストンが、ハミルトンがモータースポーツの中で多様性を広げようと
コミッションを立ち上げたことについて、おそらく意味のある変化をもたらすことはないだろうという見解を示し、
さらに"白人より黒人の方が人種差別的なケースもかなり多く見受けられる"と付け加えたことに対して、
エクレストンとF1が無関係であることを強調し、2017年にチェイス・ケアリーがCEOに就任した際に与えられた
名誉会長の肩書も、今年の始めに失効していることを明らかにした。
「人種差別や不平等に立ち向かうために団結が必要なこの時期に、われわれはバーニー・エクレストンのコメントには
一切賛同しない。彼はF1や社会の中で何ら役割を持たない人物である」と声明には書かれている。
そしてこれと同時に、スポーツの多様性を広げ、人種差別に反対する活動の一環として#WeRaceAsOne
(われわれは1つになってレースをする)キャンペーンの立ち上げを発表した。
このキャンペーンは、世界中を苦しめる新型コロナウイルスと、アメリカに端を発した人種差別撲滅運動に対し、
F1が団結していくことを示したものだ。
新型コロナウイルスと最前線で戦う医療関係者たちにF1からの感謝を伝えるため、全チームのマシンには
”レインボー”のロゴがデザインされる。また、多様性への取り組みを強化し、人種差別に反対する
メッセージを発信していくとしている。
いちはやく、”レインボー”のロゴがデザインされたマシンを発表したのはマクラーレンだ。
F1は、色々な思いをのせ今週末開幕だ。
F1ランキング