昨日も名古屋で映画を3本観てきました。上映スケジュールがうまくあえば、
案外早い時間に帰れるかれもと思っていましたが、1本目に観た「朝が来る」の
時間に全部合わせれると、そんなに早い時間に帰ることはできず。
でも、おかげでたまたま名古屋の友人から電話があって会うこともできたので良しとしますか。
「朝が来る」は封切ったのは2週間くらい前で、その時観るかどうか迷ったのですが、
実話に基づく話でもドキュメントでもないしと止めたものの、やっぱり気になって観ることに。
先週も観れたら観ようかと思ったいたが、調整つかなかったんですよね。
おかげで今週はもう1日1回の上映になっていたので、これに合す感じでスケジュールを組みました。
内容は、栗原清和と佐都子の夫婦は一度は子どもを持つことを諦めるが、特別養子縁組により
男の子を迎え入れる。朝斗と名付けられた男の子との幸せな生活がスタートしてから6年後、
朝斗の産みの母親「片倉ひかり」を名乗る女性から「子どもを返してほしいんです。
それが駄目ならお金をください」という電話が突然かかってくる。当時14歳で出産した子を、
清和と佐都子のもとへ養子に出すことになったひかりは、生まれた子どもへの手紙を佐都子に託す、
心やさしい少女だった。しかし、訪ねて来たその若い女からは、6年前のひかりの面影をまったく
感じることができず……。
直木賞、本屋大賞受賞作家・辻村深月のヒューマンミステリー小説で、テレビドラマ化もされた
「朝が来る」を、「あん」「光」の河瀬直美監督のメガホンで映画化。
いや~、これは観て良かった。特別養子縁組で子どもを迎え入れた側と子どもを送り出した側の
それぞれのドラマが丁寧に描かれていて、心理描写も見事。役者さんの演技も素晴らしいです。
一番印象的だったのは、特別養子縁組をマッチングするNPOの中の生活で子どもを産む若い女性が、
子どもを迎え入れる側は、何でも満たされるから良いが、こっちは奪われるだけのようなことを
言っていたところだ。なんか特別養子縁組は良い制度ではあるが、子どもを送り出す側は、中には
本当に子どもなんていらないのにできてしまって育てる気も全くないという人もいるかもしれないが、
本人は生みたい気持ちはあっても、周りの反対だったり、環境的に困難だったりで、泣く泣く
送り出す人もいることを考えると複雑な思いだ。映画の主人公も自分は育てたかった方だ。
映画的にはヒューマンドラマで、あんまりミステリー要素ないかなあ。しいていえば、会いに来た女性は
誰か?くらいだが、まあ話を追っていくと誰かわかるしね。
映画のラストも良かった。なんか最悪の結末を考えてしまってたけどそうはならなくて良かったなあ。
でも逆に現実では、そういう結末を迎えている人もいるかもと考えると特別養子縁組が成立した後に、
生みの母親をケアするような機関があっても良いのかなあとかも考えましたね。
あと、映画全般に流れるC&Kの主題歌「アサトヒカリ」が印象的。
子どもと生みの母親の名前を足した曲名なんでよね。
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案外早い時間に帰れるかれもと思っていましたが、1本目に観た「朝が来る」の
時間に全部合わせれると、そんなに早い時間に帰ることはできず。
でも、おかげでたまたま名古屋の友人から電話があって会うこともできたので良しとしますか。
「朝が来る」は封切ったのは2週間くらい前で、その時観るかどうか迷ったのですが、
実話に基づく話でもドキュメントでもないしと止めたものの、やっぱり気になって観ることに。
先週も観れたら観ようかと思ったいたが、調整つかなかったんですよね。
おかげで今週はもう1日1回の上映になっていたので、これに合す感じでスケジュールを組みました。
内容は、栗原清和と佐都子の夫婦は一度は子どもを持つことを諦めるが、特別養子縁組により
男の子を迎え入れる。朝斗と名付けられた男の子との幸せな生活がスタートしてから6年後、
朝斗の産みの母親「片倉ひかり」を名乗る女性から「子どもを返してほしいんです。
それが駄目ならお金をください」という電話が突然かかってくる。当時14歳で出産した子を、
清和と佐都子のもとへ養子に出すことになったひかりは、生まれた子どもへの手紙を佐都子に託す、
心やさしい少女だった。しかし、訪ねて来たその若い女からは、6年前のひかりの面影をまったく
感じることができず……。
直木賞、本屋大賞受賞作家・辻村深月のヒューマンミステリー小説で、テレビドラマ化もされた
「朝が来る」を、「あん」「光」の河瀬直美監督のメガホンで映画化。
いや~、これは観て良かった。特別養子縁組で子どもを迎え入れた側と子どもを送り出した側の
それぞれのドラマが丁寧に描かれていて、心理描写も見事。役者さんの演技も素晴らしいです。
一番印象的だったのは、特別養子縁組をマッチングするNPOの中の生活で子どもを産む若い女性が、
子どもを迎え入れる側は、何でも満たされるから良いが、こっちは奪われるだけのようなことを
言っていたところだ。なんか特別養子縁組は良い制度ではあるが、子どもを送り出す側は、中には
本当に子どもなんていらないのにできてしまって育てる気も全くないという人もいるかもしれないが、
本人は生みたい気持ちはあっても、周りの反対だったり、環境的に困難だったりで、泣く泣く
送り出す人もいることを考えると複雑な思いだ。映画の主人公も自分は育てたかった方だ。
映画的にはヒューマンドラマで、あんまりミステリー要素ないかなあ。しいていえば、会いに来た女性は
誰か?くらいだが、まあ話を追っていくと誰かわかるしね。
映画のラストも良かった。なんか最悪の結末を考えてしまってたけどそうはならなくて良かったなあ。
でも逆に現実では、そういう結末を迎えている人もいるかもと考えると特別養子縁組が成立した後に、
生みの母親をケアするような機関があっても良いのかなあとかも考えましたね。
あと、映画全般に流れるC&Kの主題歌「アサトヒカリ」が印象的。
子どもと生みの母親の名前を足した曲名なんでよね。
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