平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

名も無い日

2021年06月03日 23時59分46秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週末の土曜日、伏見ミリオン座で映画を観た後に大須で時計を引き取り、
地元に戻って、もう1本映画を観ました。観たのは「名も無い日」。
ロケ地が名古屋市熱田区ということで、知らない土地ではないというのが
観ることを決めた大きな理由でした。
キャストをみると、こんな大物が名古屋に来てたんかとビックリ。
まあ、「ゾッキ」の時も大物が蒲郡に来てたからなあ。


内容は、愛知県名古屋市熱田区に生まれ育った達也、章人、隆史の3兄弟。
自由奔放な長男の達也は、名古屋を飛び出し、ニューヨークで写真家として多忙な日々を
送っていた。そんな達也が突然の弟の訃報を受けて名古屋へ帰ってきた。
自ら破滅的な生活を選択した弟に何が起こったのか。カメラを手に名古屋をめぐる達也は、
過去の記憶を探るように家族や周囲の人びとの思いを手繰っていく。


3兄弟で一番出来が良くて実家に残っていた次男が突然亡くなってという設定、最初、
次男がなにで死んだかわからなかったので自殺かなと思いつつ、それにしては
警察から戻ってくるのに時間かかるなあと思ったら、そういうことだったのかとビックリ。
そこが一番の衝撃だった。亡くなった弟とは、死ぬまで全く接点がなかったのかと思いきや、
荒れ果てた時に一度顔を合わせているなら、なんとかならなかったのか?その時に三男に
相談しなかったのか?次男は人一倍真面目な性格だったようだ。プレッシャーを感じながらも
エリート街道を走っていたが、ついには押しつぶされてしまった感がある。次男の突然の死に
よって久々に実家に帰ってきた長男が、色々な人と触れ合っていきながら、心情が変化していく
姿を描いていく、それはタイトル通り名も無い日の積み重ねのようである。
なんでもない日常にこそ人の真理があるのかも、そんな不思議な映画でした。










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