平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

破壊の日

2020年08月09日 23時56分20秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日、名古屋で観た映画の2本目は「破壊の日」。
つい最近観た「プラネティスト」を撮った監督と同じ豊田利晃監督だ。
コロナ禍で撮影が行われたことや、メッセージ性が強そうなところに
魅かれて観ることにした映画だ。映画だが時間は1時間弱と短め。


あらすじは、7年前に炭鉱の奥深くで正体不明の怪物が見つかった田舎町では、
疫病の噂が広がっていた。心を病む者が増えていく中、修験道者の若者、
賢一が行方不明となる。賢一は生きたままミイラになり、この世を救うという
究極の修行、即神仏になろうしていた。そして、「物の怪に取り憑かれた世界を祓う」
と賢一が目を覚ます。


監督が、東京オリンピックを控えた社会に向け、「利権と強欲という物の怪に取り憑かれた
社会をお祓いしてやろう」と企画、脚本、プロデュースをしていたところ現実にコロナという
感染症で世界が様変わりしたので、一度練り直して撮影したとのこと、なので疫病退散の様が
強いのはそのせいだろう。怪物の正体とかは明確にはされないので、そのところはモヤっと
するのだろうが、終わってすぐは、そんなことさえ忘れているくらい強烈だ。アーティストが
多数関わっているからだからだろうか、音響にも拘って音の使い方が凄い。内容的には、
色々考えさせられる感じ。コロナによって世界は、昔のようには戻らないかもしれない。
今までの世の中を破壊、変えることが必要なのかもしれないですね。






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