土曜日、高木里代子のライブ前に観た2本目の映画は、「天井の花」です。
この映画は、萩原朔太郎の娘・萩原葉子の小説「天上の花 三好達治抄」を
映画化した文芸映画です。原作は叔母のアイ(映画では慶子)から聞いた話が
元になっているので、まあ事実に基づいている話ということで観ることにしました。
主人公の三好達治が東出昌大を演じるのが意外なキャスティングというか、
コンフィデンスマンJPのイメージが強くて、ナヨっとした感じのイメージが強いので。
内容は、萩原朔太郎を師と仰ぐ青年・三好達治は、朔太郎の末妹・慶子に思いを寄せるが
拒絶されてしまう。十数年後、慶子が夫と死別したことを知った三好は、妻子と離縁して
彼女と結婚。太平洋戦争の真っただ中、三好と慶子は越前三国でひっそりと新婚生活を
送り始めるが、潔癖な人生観を持つ三好は、奔放な慶子に対する一途な愛と憎しみを
制御できなくなっていく。
この映画の前に、「MEN 同じ顔の男たち」という、男性が押し付けてくる理想の女性像に
ウンザリと言った感じの映画を観ていたので、もう三好達治が、まさにそれだ!って感じ。
おまけに押し付けたとうりにしないと暴力を振るうDV夫だったとは・・・。詩人って、
なんか繊細なイメージなんですけど違いますね。まあ、ある意味「常軌を逸する」という
ことでは凡人とは違う精神構造の持ち主なのかなあとは思いますが・・・。詩の才能は、
天才的でも、ちょっと人としてはどうなんでしょうか。作品に罪はなくても、彼の詩を
素直に受け取れなくなりそうですね。いや、普段から詩なんて読まないから関係ないか。
DV部分は膨張しているとも言われますが、実際に二人の生活は1年持たなかったので、
やはり本当にDVは日常的にあったのかも。憧れて恋焦がれた女性にDVって、ちょっと
私的には理解し難いんですがね・・・。そんな三好達治を東出昌大が演じているわけですが、
私生活で浮気がきっかけで、良く尽くしてくれた杏さんと離婚しているかれが、憧れの女性と
一緒になるために、妻子と別れた三好達治を演じるって、DV夫演じて新境地とかいう記事も
あったけど、どっちかというと私生活そのままやんかって感じの役なんすけどね。まあ、
私生活ではDVはないと思いますが。まあ、なにしろ三好達治のDVっぷりにドン引きな感じ。
独りよがりの愛は、怖い。
全般ランキング
この映画は、萩原朔太郎の娘・萩原葉子の小説「天上の花 三好達治抄」を
映画化した文芸映画です。原作は叔母のアイ(映画では慶子)から聞いた話が
元になっているので、まあ事実に基づいている話ということで観ることにしました。
主人公の三好達治が東出昌大を演じるのが意外なキャスティングというか、
コンフィデンスマンJPのイメージが強くて、ナヨっとした感じのイメージが強いので。
内容は、萩原朔太郎を師と仰ぐ青年・三好達治は、朔太郎の末妹・慶子に思いを寄せるが
拒絶されてしまう。十数年後、慶子が夫と死別したことを知った三好は、妻子と離縁して
彼女と結婚。太平洋戦争の真っただ中、三好と慶子は越前三国でひっそりと新婚生活を
送り始めるが、潔癖な人生観を持つ三好は、奔放な慶子に対する一途な愛と憎しみを
制御できなくなっていく。
この映画の前に、「MEN 同じ顔の男たち」という、男性が押し付けてくる理想の女性像に
ウンザリと言った感じの映画を観ていたので、もう三好達治が、まさにそれだ!って感じ。
おまけに押し付けたとうりにしないと暴力を振るうDV夫だったとは・・・。詩人って、
なんか繊細なイメージなんですけど違いますね。まあ、ある意味「常軌を逸する」という
ことでは凡人とは違う精神構造の持ち主なのかなあとは思いますが・・・。詩の才能は、
天才的でも、ちょっと人としてはどうなんでしょうか。作品に罪はなくても、彼の詩を
素直に受け取れなくなりそうですね。いや、普段から詩なんて読まないから関係ないか。
DV部分は膨張しているとも言われますが、実際に二人の生活は1年持たなかったので、
やはり本当にDVは日常的にあったのかも。憧れて恋焦がれた女性にDVって、ちょっと
私的には理解し難いんですがね・・・。そんな三好達治を東出昌大が演じているわけですが、
私生活で浮気がきっかけで、良く尽くしてくれた杏さんと離婚しているかれが、憧れの女性と
一緒になるために、妻子と別れた三好達治を演じるって、DV夫演じて新境地とかいう記事も
あったけど、どっちかというと私生活そのままやんかって感じの役なんすけどね。まあ、
私生活ではDVはないと思いますが。まあ、なにしろ三好達治のDVっぷりにドン引きな感じ。
独りよがりの愛は、怖い。
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